自宅に余っている食品をファミマで寄付。断捨離ついでにフードドライブしてみた

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提供:ファミリーマート

ファミリーマートに置かれているこちらの箱をご存じだろうか。イートインスペースやコーヒーメーカーの近くで見かけたことがあるのでは。

これは「ファミマフードドライブ」という取り組みで、自宅に余っている食品を集めて、地域で食の支援活動を行う団体にお届けしようというものだ。

コンビニで気軽に寄付できる

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提供:ファミリーマート

寄付したい時は、店頭に設置されているこの箱にお届けしたい食品を入れるだけでよい。

ファミマを通じて、全国のこども食堂や、フードパントリーと呼ばれる無償で食品や日用品を配布する活動など、地域で食の支援活動を行う団体に寄付されるというわけだ。

こういった取り組みは、各自治体なども行なっているが、集める場所や時間が平日日中だったり、持って行きたいタイミングで行けないこともあるだろう。コンビニに持って行くだけでいいのは参加しやすい。

自宅に余っている食品を探してみた

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撮影:高橋真紀

寄付できるものがないか、キッチンの整理がてらストック系を詰めているカゴをひっくり返してみた。

買ったことすらも覚えていないレトルトや、使いかけのパスタソースなどが大量にあった。とてももったいない、反省。

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HPよりスクリーンショット。

寄付できる食品は、レトルト食品やお菓子、缶詰、調味料など常温保存できるもの。パッケージは未開封で、賞味期限が2カ月以上あるものに限られる。野菜などの生鮮食品や冷凍食品、アルコール類は対象外とのことだ。

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HPよりスクリーンショット。

詳しい取り組みの概要や受付可能な食品については、こちらから確認できる。

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撮影:高橋真紀

家にあったほとんどの食品は、残念ながら封が開いていた。賞味期限が切れているものもたくさんある。防災などもしもに備えていくらかの備蓄は必要だけど、買い溜めは自分のライフスタイルには向いてないかもしれない。

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ドライフルーツ、ミックスナッツ、紅茶、ぶどうジュースなど少し渋いラインアップになってしまった。

撮影:高橋真紀

もっとたくさんあると思ったのに、お届けできるものは案外少なかった。実家の母が持たせてくれたお菓子や、友人が家に来た時の差し入れなど、手をつけずに仕舞い込んでいた品を持っていくことに。

実施は全国2427店舗

店舗に持っていくと、おかしのまちおかの袋が一つ箱に入っていた。毎日ではないが、わざわざ米やお菓子などを持ってきてくれる人がいるようだ。

一方で、自宅に余っているものばかり持ってきてしまった自分がちょっと恥ずかしい。ドライフルーツやナッツが好きな子のもとに届きますように。

なお、2023年8月21日時点、全国の2427店舗でフードドライブを実施している。自宅に余っている食品がある人はぜひ活用してほしい。

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