中国の消費者物価、2年5カ月ぶりの前年比マイナス…豚肉の価格下落も一因に

イリノイ州シカモア近郊の5代続く家族経営の農場、オールド・エルム・ファームで飼育されている豚。2020年5月5日。

イリノイ州シカモア近郊の5代続く家族経営の農場、オールド・エルム・ファームで飼育されている豚。2020年5月5日。

Scott Olson/Getty Images

  • 2023年8月9日に発表された中国の消費者物価指数(CPI)は前年比マイナス0.3%でデフレを示しており、中国経済の苦境は続いている。
  • 豚肉の価格はCPIの重要な要素だが、前年比で26%下落している。
  • デフレは中国の消費者需要を低下させるなど、中国経済により広い影響を及ぼす可能性がある。

世界第2位の経済大国が約2年半ぶりにデフレに陥り、中国の豚肉価格は26%急落した。

2023年8月9日に発表された7月の消費者物価指数(CPI)は前年比マイナス0.3%で、2021年以来の下落となり、政府にとっては経済に必要な支援を導入するための大きな圧力になりそうだ。

エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)によると、豚肉はこの国の消費者物価指数バスケットの最大の推進力であり、その約3%を占める。「したがって、大まかな経験則として、豚肉価格が10%上昇するとCPIは0.3%押し上げられる」とEIUは調査報告で述べている。

中国国家統計局のデータによると、7月の豚肉価格は前年同月比で26%下落しており、これがCPIの下落につながった。

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