Litmor 充電式サーキュレーター 税込み 6680円(原稿執筆時のAmazon価格)
撮影:美里茉奈
猛暑が続く中で、家の中を快適な温度と湿度に保つことは死活問題だが、エアコンの電気代も気になる……そこで注目されているのがサーキュレーターだ。
空気を循環させることでエアコンの効果を高め、電力も節約できる機器として人気を集めている。
私自身もすでに使っているものに加え、より効率的に空気を循環させるためにもう1台サーキュレーターが欲しいと思っていた。
軽くて持ち運びがラクチン。約800グラムのサーキュレーター
取っ手があるので持ち運びもしやすい。S字フックなどに引っ掛けて使うこともできる。
撮影:美里茉奈
私は、沖縄県の中でも台風や雷で停電することが多い地域に住んでいる。そこで、いざというときのために充電式のものを備えておこうと思った。
このサーキュレーターは、約800グラム。持った感じはとても軽い。さらに、持ち手があるので簡単に持ち運びできるのもポイントだ。
撮影:美里茉奈
充電はUSBケーブルでおこなう。PCや携帯バッテリーからでも充電が可能だ。
ケーブルにつなぎながら電源を入れることもできるので、電源コード式のものと遜色ない使い方ができる。
充電しながら稼働できる。充電が終わると左側のChargeが消灯する。
撮影:美里茉奈
フル充電しておけば、最小風量での運転時であれば9時間程度の連続稼働が可能だという。充電式にしてはかなり持ちのよい方ではないだろうか。
先日の台風で我が家は停電してしまったが、このサーキュレーターでしばし涼んで一度スイッチを切り、また暑さを感じたらスイッチを入れるという断続的な使い方をして、20時間ほど持たせることができた。
おかげで今のところ熱中症にならずに過ごせている。停電は困るが、充電式サーキュレーターが役立つことを身にしみて感じる。
弱でもそれなりに涼しいパワフルさ
最小風量運転時(首振りなし)で約0.63ワット、最大風量運転時 (首振りあり)でも7.5ワットと省エネ仕様だ。
撮影:美里茉奈
肝心の風の強さはどうだろうか。最大風力であれば16畳に対応するというだけあり、最弱の設定でも私が持っている携帯扇風機よりもパワーを感じた。
パワフルではあるが、消費電力が少ないと言われる「DCモーター」を使っているため、消費電力が少ないのも嬉しい。
左右は自動で動かせるが、上下は手動で角度を変える必要がある。
撮影:美里茉奈
このサーキュレーターは、首振りの扇風機のように、左右に45度ずつ自動回転もできる。
上下方向にも上90度、下30度まで動かせるが、自動では動かない。手動で動かす必要があるのが少し残念だ。
分解が面倒なのが難点
分解にはドライバーが必要。
撮影:美里茉奈
サーキュレーターや扇風機は、部屋のホコリをキャッチしやすいので、マメに掃除してホコリを取る必要がある。
このサーキュレーターの欠点は、分解にドライバーが必要なところだ。道具いらずで分解できるともっと良かったと思う。
アウトドアにも防災用にも。1台あると便利
取っ手部分がLEDライトに。まぶしいほどの明るさだ。
撮影:美里茉奈
このサーキュレーターには、高輝度のLEDライトがついている。テントなどに吊り下げて、明かりと風を同時に供給するという使い方もできる。自宅だけでなく、キャンプやアウトドアにも便利だ。
また近年は、思ってもみなかった災害が起こることもあるので、備えておくに越したことはない。
充電式のサーキュレーターは、日常使いができ非常時にも役立つ。購入してみて、サーキュレーターは複数台ある方がより効率的に部屋を冷やせることも分かった。
次は、よりバッテリー容量が大きなコードレスサーキュレーターを検討したいと思っている。
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