アマゾンが送ったオフィス出社の警告文に従業員たちが激怒。「これは従業員への脅しなのか?」

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アマゾン(Amazon)の出社指示(RTO:Return to Office)に関するメールをめぐる騒動が、同社の従業員の間にさらなる論争を引き起こしている。

8月9日、一部のアマゾン従業員に対して同社のRTOポリシーを遵守していないことを非難するメールが送られた。Insiderが入手したメールによると、同ポリシーでは週に最低3回は出社することが求められている。

出社指示をめぐりまた騒動

「ご連絡を差し上げたのは、配属先のビルが用意されているにもかかわらず、あなたが現在週に最低3日オフィスで同僚と合流するという当社の目標を達成していないためです」とメールには記されている。

このメールを受信した従業員の中には、自分は規定通り出社しており、警告は誤って送られてきたと主張する者もいる。Insiderが確認した社内システムのチケットによると、少なくとも1人の従業員がデータ生成と処理の際の技術的なバグの可能性を提起しており、このメールがなぜ送られてきたかは「不明」としている。

「同じ通知が誤って送られてきたと考える従業員が社中に大勢いる」とチケットには書かれている。

アマゾンは同チケットに対して、スタッフのフィードバックに感謝し、基準を説明する返信をしたと述べている。同メールは、過去8週間のうち週3日未満の出社数が5週以上あり、かつ過去4週間で3週以上週3日の出社をしておらず、配属先のビルが用意されて8週間以上経過している従業員に送られたという。

同社は返信で次のように追記している。

「本メールが正しく送られるよういくつかの手段を講じましたが、誤って送られた例もある可能性があると認識しています。

誤ってメールを受け取ったと思われる場合は、マネジャーに連絡して状況について話し合い、システムに正確に反映されるようにしてください。本メールが送られるべきではなかったと思われる部下がいるマネジャーは、My HRまでご連絡ください」

今回の一件は、激しく物議をかもしているアマゾンのRTOプロセスに関する最新の炎上事件である。アマゾンは2023年2月、大部分の従業員に対して週に最低3回オフィスで働かなければならないと発表した。2022年時点では従業員に出社を強要しないと約束していたにもかかわらず、だ。

アマゾンの従業員はストライキを起こし、嘆願書を提出し、同社のRTOポリシーに異議を唱える内部集会で繰り返し疑問を提起してきた。Insiderの既報のとおり、こうした取り組みはこれまで徒労に終わっており、同社は最近RTOポリシーを強化し、従業員を強制的に中央オフィスへと配置換えしたり「自主退職」を突きつけたりしている。

「これは従業員への脅しなのか?」

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