資産残高14兆円、モルモン教の“積立金”運用部門が投資するトップ10銘柄。首位はアップル

モルモン教 ワシントンDC 神殿

モルモン教会の象徴とも言える建築物、ワシントンDC神殿。教徒は収入の10%を献金することとされており、莫大な資金が教会運営以外にも充当されているとの内部告発以降、その動向に注目が集まっている。

Joe Ravi/CC-BY-SA 3.0

末日聖徒イエス・キリスト教会(通称・モルモン教会)は1000億ドル(約14兆円)を超える資産を保有し、その半分近い約490億ドルを株式ポートフォリオに投資する形で運用している。

運用を担当するのは、米証券取引委員会(SEC)に登録する投資会社「エンサイン・ピーク・アドバイザーズ(Ensign Peak Advisors)」。

SECは教会と同社が情報開示を回避するため偽装工作を行ってきたとして調査を行い、2月には制裁金500万ドル(教会100万ドル、エンサイン400万ドル)を支払うことで和解した

モルモン教会による資産運用の内容は(財務状況の開示義務が課されていないため)2019年まで非公開だったが、同年末にエンサインの元従業員が内部告発を行ったことで潮目が変わった。

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