おしゃれは足元からと言うが、部屋も床がピカピカだとグッとキレイな印象になって気分がいい。
ただ、今の家に引っ越して一年半以上が経過し、フローリングのワックスがところどころ剥がれてきてしまった。
分かりにくいが、写真真ん中あたりに白くなっている箇所がある
撮影:森亮太
床の掃除はこまめにするように心がけているが、ワックスがけとなるとその手間と時間に気おくれして、できていなかった。
ワックスはフローリングを汚れや傷から保護する役割もあるので、大切に住むためにもそろそろワックスをかけたいと思っていたところ、掃除とワックス成分よるケアが同時にできる、AURO(アウロ)のワックスシートを見つけた。
自宅は賃貸なので、一応大家さんにワックス効果のあるシートをフローリングや建具に使用してもよいか確認してから作業をした。
掃除とワックスが同時にできるシート
AURO「フローリングワックスシート 10枚入り」税込み550円
撮影:森亮太
AURO(アウロ)のワックスシートは、100%天然素材のワックス配合掃除用シートだ。
オレンジオイルが使われているためか、ほのかに柑橘系の匂いがする。ウレタン樹脂やアクリル樹脂を使ったワックスの、溶剤が揮発するような匂いはないので扱いやすい。
使い方は掃除用シートと同じ
撮影:森亮太
使い方は普通の掃除用シートと同じで、フローリング用のワイパーにつけて床を拭くだけ。
撮影:森亮太
フローリングの目地に沿って軽く押しつつ拭いていく。
シートは厚手で、表面には凹凸があるので汚れやホコリを取り除きやすかった。
天然素材でできていて素手で扱えるので、汚れやワックスの剥げが気になったときにすぐ使える。
忙しいと、手袋を用意するといった少しの工程も面倒に思いがちなので、素手で扱えるというだけでも手入れのハードルがぐっと下がったように感じる。
床の手入れを時短できた
一枚目の写真と同じ個所。白っぽくなっていたところが消えている。
撮影:森亮太
拭いた後は10分ほど乾燥させれば完成だ。
一般的な樹脂ワックスの乾燥時間は30分ほどで、多湿な時期だと1時間以上かかるのと比較すれば、かなりの時短になっている。
デメリットとしては、ワックス効果の持続力がウレタン樹脂やアクリル樹脂を使ったワックスに劣るという点だが、このワックスシートなら掃除のついでにこまめにワックスをかけられるので、今のところさほど気になっていない。
フローリング以外の木製品にも使える
撮影:森亮太
AUROのワックスシートはフローリングだけでなく、他の木製品にも使える。
ただし白木や桐、ニスが塗ってある素材、水性ペンキが塗ってある素材には使用できないので注意が必要だ。
テーブルの油汚れが目立ってきたので、テーブルの木製天板に使ってみたところ、汚れも落ちて程よいツヤがでてきた。
上がワックスがけ後、下がワックスがけ前
撮影:森亮太
築年数の古い自宅の建具は風合いが気に入っているが、長押(なげし)にハンガーを掛けていた結果、こすれて色が変わってしまった箇所がある。
ワックスシートで拭いてみると、こすれた箇所もワックスが覆ってくれたので目立たなくなった。
家の床や建具を自分で手入れすると、長くキレイな状態を保てるのでより家に愛着が湧いた。
自宅は賃貸だが、自分でメンテナンスすることで長くきれいな状態を保つことができる。
このワックスシートのおかげで、手間なくこまめなメンテナンスの習慣ができた。
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