服を買うために「ワークマン」へ足を運ぶ機会が増えた。
ひと昔前までは、機能面に優れたリーズナブルな「作業服のお店」というイメージが強かったと思う。
だが最近では、「WORKMAN Plus(ワークマンプラス)」や「ワークマン女子」というコンセプトストアが登場し、デザイン性にも優れた商品を目にすることが増えている。
サステナブルだけじゃない高機能デニム
ワークマン「グリーンテックデニムパンツ」税込2500円
撮影:苫米地結子
そんな勢いをみせるワークマンで、サステナブルなデニムを発見した。「Green TECH(グリーンテック)」と書かれた緑色のタグが目印である。
デニムだけでもシルエットや色合いもさまざまな製品がラインナップされていたが、私が選んだのは、レギュラーフィットのジャパンデニム。
染色の工程で水の使用量を40%、化学薬品の使用量を50%削減して作られているのが特徴だ。それでいて、インディゴブルーの深い色合いは使用量を抑えているとは思えない仕上がりだ。
他にも、色によってサステナビリティへの取り組みが異なっており、例えば、廃棄されるコーヒーのかすやバナナの茎を再利用して作られたデニムもある。
実際の履き心地はいかに…
撮影:苫米地結子
166センチの私がSサイズを履いてみるとこんな感じ。
撮影:苫米地結子
やや長めなので、ふだんは裾を2回ほど折って履いている。
Sサイズでもきつい感じはなく、腰回りもゆったりとしていて履きやすい。
撮影:苫米地結子
しゃがんだり、座ったりしても無理なく膝を曲げられるので動きやすく、仕事着としても重宝しそうだ。
深めのポケットもGOOD
撮影:苫米地結子
パンツの前後にはポケットがついている。前方ポケットは、手首まですっぽり入るくらいの深さだ。
撮影:苫米地結子
後方ポケットは、スマートフォンが仕舞える程度の申し分ない奥行き。
サイズ選びには注意しよう
撮影:苫米地結子
着てみると分かるが、レディースの製品ではないためか、明記されているサイズよりもかなり大きい。
いつもレディースのLサイズを愛用している私でも、Sサイズでちょうどいいと感じた。ふだんSサイズやMサイズを着用している女性にとっては、Sサイズでも大きすぎるかもしれない……。
サイズはSから4Lまであるので、実際に試着してみることをおすすめしたい。
コーディネートに困らない
UVカット付きなのも嬉しい。
撮影:苫米地結子
さっと着替えて外出したい時に、このデニムは重宝している。夏はこれにTシャツを合わせるだけで、外出できる格好になるので助かる。
火の粉に強く、防融試験をクリアしているので、これからのキャンプシーズンでも活躍しそうだ。
丈夫な素材であるがゆえ、長く愛用できるのもデニムの魅力だと思う。できるだけ長く愛用して、毎日のおしゃれを気軽に楽しんでいきたいものだ。