毎年のように発生している、地震や台風などによる災害。
関東大震災から100年目を迎える節目の年だからこそ、食品の備蓄についてもきちんと考えてみたい。
無印良品から備蓄食品が登場
株式会社良品計画
防災への関心が高まる「防災の日」を前に、災害時に役立つ備蓄食品が8月23日(水)から全国の無印良品の店舗とネットストアで発売している。
ラインナップは「備蓄ごはん 白米」「1/3日分の野菜を使ったスープ(2種類)」「備蓄おやつ チョコようかん」の計4アイテム。
災害時に不足しがちな野菜が摂れるメニューのほか、災害時のストレスを軽減してくれそうなお菓子があるのも嬉しい。
災害時に重宝しそうなラインナップ
株式会社良品計画
「備蓄ごはん 白米」は、炊きたてのごはんを熱風で急速乾燥させたアルファ米を使用。酸素や水分を通しにくいバリア性の高い包材を使用しており、未開封で4年保存できる。
熱湯を入れると15分、水を入れると60分で作れるので、災害時に重宝しそうだ。大事なエネルギー源の1つとして、ぜひ備蓄しておきたい。
「1/3日分の野菜を使ったスープ」は、かぼちゃスープ、トマトスープの2種類。1袋で1/3日分の野菜を摂れるのが魅力で、未開封で最長2年間保存できる。とろみのあるスープは満足感もありそうだ。
しっとりとして食べやすい「備蓄おやつ チョコようかん」は、食べるときに手が汚れにくい個包装タイプ。賞味期限は未開封の状態で最長4年6か月と長持ちだ。小さいサイズながらも1本で197キロカロリーを摂取可能。
日頃の備えの見直しを
2023年5月には、震度5弱以上の地震が6回発生している。台風や大雨により、日本各地で被害が出ていることも記憶に新しい。
災害は、いつ起こるか予測ができない。防災用品の準備のほか、食材のローリングストックを行うなど、日頃からの備えを改めて見直したい。