お米を多めに炊いて冷凍しておくと、毎回炊飯するより手間がかからなくて便利だ。
だが、冷凍したご飯は風味が損なわれていたり、水分が多くなってしまい食感が悪くなってしまうことがある。
できれば、冷凍ご飯も炊き立てに近い味で食べたいものだ。
そんなときに「極 冷凍ごはん容器」という保存容器があることを知ったので早速試してみた。
冷凍ご飯専用の保存容器
marna「極 冷凍ごはん容器 大」税込968円
撮影:森亮太
「極み」は冷凍ご飯専用の保存容器だ。大きさは「大」と「小」の二種類で、今回は「大」を選んだ。
「小」はご飯を炊いた状態で約180グラム入る。この180グラムはおおよそご飯茶碗一膳分だ。
「大」は約250グラム入るので、ご飯茶碗に大盛でよそえる程の量が入る。
撮影:森亮太
パッケージを外すと、アイテム自体はシンプルな見た目だ。
フタに窪みがあるのでスタッキングもしやすくなっている。
撮影:森亮太
「極」の特徴は、冷凍ご飯をふっくらと美味しく解凍できる点にある。
フタを外すと底面にすのこ状のパーツが入っており、このパーツのおかげで余分な水分がお米に付着するのを防げる仕組みになっているのだという。
実際に冷凍してみた
撮影:森亮太
冷凍する際は、よくほぐした炊き立てのご飯を入れると美味しく冷凍できるとのこと。
まずはご飯をすのこの上に盛っていく。
撮影:森亮太
まんべんなく盛れたら、あら熱がとれるまで待ち、フタをする。
撮影:森亮太
フタをしたらそのまま冷凍庫に入れる。
フタにはパッキンがついていないので、水分が漏れないように水平に置く必要がある。
ふっくらと解凍できた
撮影:森亮太
1週間ほど冷凍庫で冷凍保存したご飯を解凍して食べてみる。
解凍の際はフタをしたまま電子レンジで温められる。「大」サイズの場合は、電子レンジ500ワットで4分30秒ほどで解凍できる。
撮影:森亮太
温めた後は30秒ほどフタを閉めたまま蒸らすとよりふっくらとした食感に仕上がるとのこと。
最後に軽くしゃもじでほぐせば解凍は完了だ。
撮影:森亮太
解凍したご飯を茶碗に移した後に、すのこを取って容器の底を見てみると、意外と多くの水滴がついていたので驚いた。
フードロスもラップの消費も減らせた
撮影:森亮太
解凍したご飯を茶碗に移し、まずはそのまま食べてみた。
すると一度冷凍したご飯とは思えないほどふっくらと粒が立った食感があった。冷凍保存したご飯特有のベタつきも感じられない。
ラップで冷凍したご飯を温めなおすと、ご飯の温度にムラができてしまうことが多々あったが、「極」だとまんべんなく温められていたのも嬉しいポイントだった。
これならば余ったご飯も気がねなく冷凍保存できるし、ラップを使わないので資源の節約にもなる。
気兼ねなくたくさん炊いて冷凍しようと思えるので、おかずの作り置きなどと合わせれば、手間もロスも少ない自炊の習慣を作っていけそうだ。
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