おしゃれかつ低価格でお馴染みのイケアが、2023年7月に創業80周年を迎えた。
それを記念して、遊び心溢れるデザインのインテリアや便利な収納、生活雑貨など470点が新商品として登場する。
過去アーカイブを新色・新素材で復刻
「ニティルヴェルカードコレクション」は2023年7月より販売中。
撮影:高橋真紀
新商品の目玉とも言えるのが、こちらの「ニティルヴェルカードコレクション」。
ミニマルながら部屋の主役になりそうな全25点のアイテムが揃う。
1956年に販売された「LÖVBACKEN/ローヴバッケン」を復刻したサイドテーブル。
撮影:高橋真紀
いずれのアイテムも過去に販売されていたアーカイブをもとに、カラーリングや素材を現代風にアップデートしている。
DOMSTEN/ドムステン スツール 各税込4000円。
提供:イケア・ジャパン
BONDSKÄRET/ボンドシェーレット ポールハンガー 各税込4999円。
提供:イケア・ジャパン
スツールが税込4000円、サイドテーブルが税込9990円と、お手頃な価格でつい欲しくなってしまう。
定番シリーズは何度も組み立て直せる仕様に
一つ、イケアの家具の懸念を挙げるとすれば、一度組み立てたらバラすことができない点だったが、何度も組み立て直せる仕様のアイテムもついに登場予定だ。
本棚として人気の「ビリー」など定番シリーズから徐々に広げていき、より多くの家具を再組立てできるデザインにしていきたいとのことだ。
なお、解体することを前提として作られていないアイテムは、組み立て直すことで強度に影響がでる可能性があるのでご注意を。
撮影:高橋真紀
その他にも人気の家具シリーズには、イケアらしい遊び心ある新色がお目見え。「ベストー」など一部のシリーズは、スペースや目的に応じて家具を組み合わせて使うことができる。
BRUKSVARA/ブルクスヴァーラ サイドテーブル 各税込1999円。
撮影:高橋真紀
派手なカラーリングのアイテムも、お手頃価格だから挑戦しやすそうだ。
サーキュラーマーケットはさらにお買い得
撮影:高橋真紀
原宿店の一角には「サーキュラーマーケット」コーナーがあり、展示に使用されたアイテムや、賞味期限の近い食品などをセール価格で購入することができる。
撮影:高橋真紀
撮影:高橋真紀
また、イケアは家具買取サービスも行なっている。買取った家具は、メンテナンスしてサーキュラーマーケットにて再販売される。
イケアの家具は、セルフ組み立て式のため強度などの点からリサイクルショップなどで引き取ってもらえないこともあるので、こういった公式サービスはありがたい。買取の申し込みはこちらから可能だ。
カフェ利用にも便利な都市型店舗
プラントベースミルクソフト 税込50円。2023年10月以降発売予定。
撮影:高橋真紀
最近は、原宿や渋谷、新宿のように都市型のコンパクトな店舗も増え、カフェや生活雑貨の調達などさらに日常使いしやすくなった印象だ。
各展示スペースには、細かいペルソナが設定されている。
撮影:高橋真紀
一方で、イケアらしい広々とした展示スペースもあるので、仕事帰りに寄ったり、カフェ利用のついでに部屋づくりが進められそう。
また、2024年には群馬県前橋に大型店舗がオープン予定だ。現地での採用なども募集しているので、気になる方はこちらからご確認を。