Googleマップで最終時刻ルートを検索できる。
撮影:中山智
夜遅くまで外出していると、気になるのがいわゆる「終電」や「終バス」の時間だ。うっかり乗り遅れてしまうと次の日の仕事や活動に影響が出てしまう。
乗り換えアプリを使っている人も多いかもしれないが、実は地図アプリの定番であるGooleマップを使えばかんたんに調べられる。
最寄り駅までの道のりを調べたり、飲み会で二次会の会場を探したりする「ついで」に最終時刻を押さえておけば安心だ。
「最終」を指定して検索
時刻指定で「最終」を選ぶと、公共交通機関を使った最終時刻ルートが表示される。
画像:筆者によるスクリーンショット
最終時刻ルートを検索するには、いったん現在地から自宅までのルートを検索。その上で、電車マークの付いている「公共交通機関」のタブを選択する。
その後、「出発時刻」のボタンをタップし「最終」タブを選択して「完了」を選ぶだけだ。
オプションで経路や優先する移動手段が指定可能。
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オプションをタップすると、優先する移動手段を「電車」か「バス」どちらにするか選べる。
加えて、経路オプションとして「乗り換え回数が少ない」や「徒歩が少ない」、「料金が安い」といった選択肢も指定可能。
Googleマップは「GO」や「DiDi」といった配車サービスや自転車などもルートに組み込まれるので、不要な場合はこのオプション画面から外せる。
マップやカレンダーで通知も可能
出発時刻を通知で受け取る機能もあるが、時刻は手動で入力する必要がある。
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また、せっかく最終時刻ルートを検索しても、飲み会などで盛り上がってしまい気がついたら終電は行ってしまった…というケースもよくある。
そういった心配がある場合は、ルート詳細画面の一番下にある「出発時間になったとき通知を受け取る」ボタンを使おう(iPhone版のみ)。
Googleカレンダーにルートを予定として登録する機能も使用できる。Googleカレンダー側で通知するタイミングなどを細かく設定できる。
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ただしこの機能は、手動で通知時刻を設定する必要があるので注意が必要だ。さらに、Android版Googleマップでは記事執筆時点(2023年8月25日)では使えない機能でもある。
時刻設定がめんどうな場合やAndroidユーザーには、ルートの詳細から「カレンダーに追加」をタップし、Googleカレンダーにそのルートをスケジュールとして登録する方法がオススメだ。
Googleカレンダーのスケジュールにも通知機能があり「10分前」や「30分前」など選べるほか、カスタムで通知のタイミングが指定でき、スヌーズ的に複数の通知を登録しておけばうっかり乗り遅れる心配も防げる。
「自宅」の住所を設定しておくと便利
自宅を設定するには、画面右上の自分のプロフィールアイコンをタップし「設定」→「自宅や職場を編集」を選ぶ。その後、「ラベル付き」タブに切り替えて、「自宅」をタップすると自宅の位置を設定できる。「ラベル付き」タブに切り替えて、「自宅」をタップすると自宅の位置を設定できる。
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ちなみに、Googleマップには自宅を登録する機能があり、登録しておくと検索フォームの下に「自宅」というボタンが表示される。
自宅の位置情報が登録されて入れば、画面上部のフォームの下に「自宅」ボタンが表示される。
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このボタンを押すだけで、現在地からのルートをすぐに検索できるので、あらかじめ自宅を登録しておくと便利だ。