グーグルのピチャイCEO、年次イベント前に社員にメールで謝意。AI分野は「社内の至るところで進歩」

サンダー・ピチャイ

グーグルのサンダー・ピチャイCEO。

Google

グーグル(Google)のサンダー・ピチャイ(Sundar Pichai)CEOは8月29日、同社の主力製品の多くに生成AIを搭載することを急ぐグーグル内の「モメンタム(勢い)」を振り返るメールを社員に送った。Insiderはメールの内容を入手した。

メールの中でピチャイCEOは、8月29〜31日にわたり開催される同社の年次カンファレンス「Cloud Next」で披露する、新しい発表と製品を紹介している。

また、ピチャイはYouTubeで音楽業界と協力して生成AIの原則を策定する取り組みなど、社内で起きているその他の変化についても強調した。

「グーグル社内のいたるところで、このような進歩が起きている」とピチャイはメールの中で綴っている。

グーグルは、2022年11月にOpenAIがChatGPTをリリースしたことで動揺したが、それ以来チャットボット「Bard」を含む生成AI製品を開発・発表して猛追してきた。

2023年4月には、グーグルの主要AI研究チームの1つを、2014年に買収したディープマインド(DeepMind)と統合すると発表した。ディープマインドは、OpenAIにとって脅威となりうる新しいAIモデル「Gemini」を構築している。

ピチャイはメールの中で、「数カ月以内に」登場する新しいハードウェア製品についても触れている。以下でピチャイのメール全文を紹介する。

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