まだまだ日差しのぎらつく日も多い。
サングラスを探していたら、いろいろなものを一気に守ってくれるすごい製品に出合った。
目薬ボトルの生まれ変わり
eyeforthree サステナブルなサングラス 税込15000円
撮影:かくれい
「アルガード」を知っているだろうか。花粉の時期に毎年お世話になっている人も多い、ロート製薬の目薬だ。
eyeforthreeのサングラスは、アルガードのボトルを製造する過程で出る端材や規格外品をアップサイクルして生まれた。
フレーム部分は100%リサイクル素材で、混ぜ物や着色・塗装はせず素材の色を活かした作りになっている。見慣れたブラウンのボトルがそのままサングラスになったということが一目で分かって、つい愛着が湧いてしまう。
似合いやすく疲れにくい
顔にフィットしてずれ落ちにくい
撮影:かくれい
コロンとした丸い形は、日本人の顔に合うようにデザインされたもの。人を選ばず似合いやすい。
付け心地も抜群。私は鼻が低く海外製のサングラスだとすぐにずれてきてしまうのが悩みだったが、これに変えたらずり落ちてくる頻度が下がってとても快適になった。軽いので長時間つけていても疲れにくい。
スモークグレーのレンズは周りの色がわかりやすい
撮影:かくれい
レンズは2色あり、私の一押しはスモークグレー。アンバー系の色味だと周りの色が分かりにくくなって疲れてしまうものも多いが、このレンズは色が潰れにくいように感じた。眩しすぎず暗すぎないちょうど濃さでありがなら、UV99%カットと抜け目ない。表情がしっかり見えるので、怖い印象にもなりにくい。これならガンガン普段使いできる。
守れるのは自分の目だけじゃない
この小箱に直接伝票が貼られて配送されてきた。とことん無駄がない。
撮影:かくれい
買ってから手放すまで、ずっと優しい気持ちになれるのも魅力だ。
まず、環境に優しい。壊れたら修理してもらえるので長く使い続けることができ、手放すときは回収サービスを利用すればまた資源として活用してもらえる。サングラス本体がアップサイクル製品であるだけでなく、梱包に使われる紙箱も古紙をリサイクルしたものだ。
さらに、自分の目を守るついでに海の向こうの人の目も一緒に守れる。売り上げの10%はインドの貧困層の方の白内障手術の支援に使われるのだ。
使う人に対してだけでなく地球にも他の人にも優しいこのサングラスを、ずっと大切に使っていきたいと思う。