マイクロソフトが従業員の新評価制度を導入。管理職のみに共有した4段階評価、その内容とは?

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マイクロソフトのサティア・ナデラCEO。

REUTERS/Eduardo Munoz

マイクロソフト(Microsoft)は、管理職のみが閲覧できる業績評価に基づく、従業員の新評価制度を導入した。Insiderが閲覧した複数の文書で明らかになった。

この新評価は、マイクロソフトの社内用語で給与やボーナスを意味する「報酬」を決定するために使われる。マイクロソフトはこの新評価を「インパクトディスクリプター」と名付けている。同社は、個人に適用される業績評価や分類とは異なるものであり、「従業員が直に接するものではない」と、Insiderが閲覧した管理職向けのガイドの中では強調されている。

「誰もが時間をかけて学び、成長し、変化することができるという当社の成長マインドセットのカルチャーに反するため、業績評価や分類は利用しない」ということが、今回閲覧した文書の一つでは言及されている。

新評価は規程で定められている。これは「インパクトを決定するためのベンチマークガイダンス」と呼ばれ、「マネジャー専用資料」の印が付けられている。その評価は、「期待よりも低いインパクト(LITE)」「期待よりもわずかに低いインパクト(SLITE)」「成功したインパクト」「卓越したインパクト」に分かれている。

各評価の詳細は以下の通り。

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