無印良品の話題の新作アイテムのおかげで「野菜を買ってもダメにしちゃうかも」の心配がなくなった

自炊を続けるコツは「まとめ買い」にあるというのが私の持論。

そのため、わが家では週のはじめに1週間分の食材をまとめて買うようにしている。

ただ、そうなると困るのが、葉物野菜や果物の鮮度が週の後半になると落ちてしまうということ。

そこで、SNSでも話題になっていたあるアイテムを使ってみることにした。

「鮮度をキープする」無印良品の新作アイテム

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無印良品「野菜や果物の鮮度を保つポリエチレン袋 小/20枚入り」 税込399円

撮影:シラクマ

「野菜や果物の鮮度を保つポリエチレン袋」は、無印良品から新発売された保存袋。

袋にはホタテの貝殻が練り込まれており、アルカリ性の強い貝殻の成分が細菌の繁殖をおさえてくれるのだという。

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撮影:シラクマ

サイズは20枚入りの「小」と、15枚入りの「大」の2種類あり、大はキャベツを一玉半入れてもまだ余裕があるほどの大きさとなっている。家庭で使う場合には小サイズがメインとなりそうだ。

バナナを使って検証をしてみた

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撮影:シラクマ

使い方は簡単で、野菜や果物をそのまま袋に入れ、空気を抜いた状態で袋を閉じるだけ

実際どの程度の効果があるのかを検証するため、バナナを使って簡単な実験をしてみた。

買ってきたばかりのバナナを用意して1本は何もせず、もう1本は「野菜や果物の鮮度を保つポリエチレン袋」に入れて1週間後にどうなっているのかを比較した。

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何もしていないバナナ(写真左)/ 袋に入れたバナナ(写真右)

撮影:シラクマ

結果はこのとおり。何もしていなかったバナナは皮から水分が飛び、全体的に茶色い斑点(シュガースポット)ができている一方、袋に入れていたバナナは買ってきたばかりのような状態を保っていた

食べてみるとどちらも熟していたが、何もしていなかった方はいささか熟れすぎており、袋に入れていた方が食べ頃の美味しさをキープできていた

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撮影:シラクマ

また、サニーレタスを「ラップ」と「野菜や果物の鮮度を保つポリエチレン袋」にそれぞれ入れて、1週間経ってから食べ比べてみたところ、こちらもバナナほどではないが違いを感じることができた。

検証期間が長ければより鮮度の違いを実感できたのだろうが、途中経過をみるに2週間ほどは鮮度をキープできそうだった。

ひとり暮らしをしていたとき、最後まで使い切れないからという理由で野菜そのものではなくパックに入ったサラダを買うことが多かったのだが、コレがあればレタスやキャベツといった葉物野菜を諦めずに買うことができそうだ

食材を美味しく使い切って、お財布にも地球にも優しく

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撮影:シラクマ

こちらは使い捨てが推奨されているため、繰り返し使えないという点は残念に感じる。

しかし、食材を無駄なく、そして新鮮に楽しむことができるという点では、非常に優れたアイテムだと言えるだろう。

購入した食材をロスすることなく使い切ることは、お財布にも地球にも優しいこと。まとめ買いをしている方や、食材をダメにしてしまったことが何度かある方は、ぜひ一度試してみてはいかがだろうか。


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