Facebookがカナダでニュースコンテンツを遮断、メディア各社は利用増。2023年末には欧州でも?

ザッカーバーグ

カナダでは、メタが運営するFacebookとInstagramでニュースコンテンツにアクセスできなくなった。

Erin Scott/Reuters

メタ(Meta)は8月初旬、カナダのユーザーに対してFacebook上のニュースコンテンツへのアクセスを停止した。これにより、カナダの大手ニュース配信会社には好影響が出ている。

メタは8月から、カナダ国内でユーザーがCBC、グローブ・アンド・メール(The Globe and Mail)、CTVなどのニュース配信会社のFacebookページのリンクをクリックしたり、何らかのリアクションをすることすらできないようにしている。

新たな法規制のもとでは、メタはニュース配信会社とライセンス交渉を行い、コンテンツ使用料を支払う必要がある。だがメタが対応措置を講じたことで、今ではFacebookやInstagramを利用するカナダ在住の人々がニュース記事のリンクや投稿にアクセスすると、「カナダ人は本コンテンツの閲覧不可」という注意書きが表示され、遮断されてしまう。

注意書きには、この措置は「政府の法規制」に対応したものであることが付記されているが、カナダのニュース法が施行されるのは12月だ。

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