深夜などにメールを送信してしまうと、通知で就寝中の相手を起こしてしまう可能性もあるし、送ったメール自体が、貯まったほかのメールに埋もれて見落とされてしまう可能性もある——。
朝になってから送ろうにも、朝はバタバタしているので送信を忘れてしまうかもしれない……。
Gmailを使っているなら、そういった心配を「送信日時を設定」で回避できる。Web(PC)およびスマートフォンアプリで使えるその方法を解説しよう。
【Web版】送信ボタンの矢印から設定する
メールを書き終えたら、送信ボタンをそのまま押さず、矢印をクリックして「送信日時を設定」を選ぶ。
画像:筆者によるスクリーンショット
メールを作成したら、「送信」ボタンの右側にある矢印ボタン(▼)をクリックし、「送信日時を設定」を選択する。
するとポップアップメニューが表示され、その時の時刻に合わせて「明日の午前 ●月●日 8:00」など、送信日時の候補が3つ表示されるので、適切な時刻を選択する。
また、日時を指定したい場合は「日付と時刻を選択」をクリックすると、カレンダーと時刻の表示に切り替わる。ここで送信したい日時をそれぞれ設定すればいい。
レコメンドされた日時のほか、独自の送信日時も設定可能。
画像:筆者によるスクリーンショット
カレンダーで日付を設定。時間を文字で設定して【送信日時を設定】をクリックする。
画像:筆者によるスクリーンショット
「送信日時を設定」で送信したメールは、予定時刻までは「予定」ラベルに振り分けられている。
「予定」ラベルに未送信状態で保存されている。
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もし送信時刻を変更したり、送信自体を止めたい場合は、予定タブにあるメールをクリックし、「送信をキャンセル」を選択すると、下書き状態に戻る。
送信日時を再設定することもできるし、削除する場合はゴミ箱アイコンをクリックして破棄できる。
キャンセルを選ぶと、下書き状態に戻る。
画像:筆者によるスクリーンショット
【スマホ版】右上のメニューから選択する
送信予約機能はスマートフォンのアプリからでも可能だ。メール作成画面の右上にあるメニューボタンをタップすると「送信日時を設定」を選べる。
あとの流れはWeb版と同じだ。
スマートフォンアプリにも「送信日時を設定」は用意されている(画像はiOS版Gmailアプリ)。
画像:筆者によるスクリーンショット
操作方法は同じで、レコメンドされた日時と独自の日時が指定できる。
画像:筆者によるスクリーンショット