これ単体で足元のおしゃれがバチッと決まる。手放せなくなった靴下は、“あの素材”から作られていた

朝晩に涼しさを感じることが増え、少しずつ秋の訪れを感じるこの頃。

毎年この時期になると、さまざまな柄の靴下を集めることを楽しみにしている。「おしゃれは足元から」という言葉もあるが、お気に入りの靴下を履いているとたしかに気分が上がるものだ。

バナナの“茎”からできた靴下

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BANANA CLOTH(バナナクロス)「DO U BANANA? SOCKS by EYEZ」 税込1980円

撮影:シラクマ

そんな私が最近ゲットしたのが「DO U BANANA? SOCKS by EYEZ」。バナナの“茎”から採取した繊維をアップサイクルして作られた「BANANA CLOTH(バナナクロス)」で編まれた靴下だ。

オンラインショップで靴下を探していた際、まずこの明るいボーダー柄に惹かれた。そしてバナナクロスを使っているということを知り、その独自性に魅力を感じて購入に至った。

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撮影:シラクマ

バナナクロスは麻のような肌触りと通気性の良さで、近年注目を集めている素材なのだそう。

実際に触ってみると、特別な繊維を使っているとは思えない自然な肌触りで驚いた。

機能もデザインも優れた逸品

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撮影:シラクマ

秋冬用に購入した靴下ではあるが、履いたときのサラッとした素材感が心地良いため、ムレが気になる春夏でも重宝しそうだ。

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撮影:シラクマ

パキッとした黄色は、カジュアルにサンダルと合わせても、ローファーに差し色として使っても可愛く、シンプルなコーディーネートにワンポイントのこなれ感をプラスしてくれるのが魅力だ。

特別な素材を使っているということを抜きにして、靴下として機能もデザインも優れているからこそ、お気に入りの一足として活躍している。

廃棄されていたものに新しい価値を

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撮影:シラクマ

バナナの茎の廃棄量は世界で年間10億トンにまでのぼり、焼却の際に大量のCO2を排出することが問題視されていた。

バナナクロスはそんなCO2の排出量を削減するだけでなく、バナナの茎に新たな価値を持たせることで、バナナ農家の収入増加にも貢献しているのだから、まさに一石二鳥の優れた素材だと言えるだろう。

商品の展開数はまだまだ少ないため、今後タオルやTシャツなどさらに多くのアイテムが出てくることを期待している。


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