汚れが詰まったザルやテフロン加工のフライパンに。「食器洗いのストレス」をなくしてくれる、便利グッズがあった

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マーナ「鍋・フライパン洗い(小)」税込858円。

撮影:美里茉奈

食器洗いの際、洗剤なしで汚れが落とせるびわこふきんを使うようになり、キッチンの洗い場からスポンジをなくした。

しかし、びわこふきんだけでは不便なときもある。ザルや汚れがこびりついたフライパン、鍋類を洗うときなどだ。

せっかくできることから脱プラ生活を進めているのに、ここでプラスチック製のスポンジやブラシに戻りたくない……。

そう思っていたときに見つけたのが、これだった。

馬毛100%の柄付きキッチンブラシ

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木製の持ち手がオシャレなブラシ。平らなものでも洗いやすいように、柄が少し曲がっている。

撮影:美里茉奈

マーナ(marna)の鍋・フライパン洗いブラシは、馬毛を使ったキッチンブラシだ。

馬毛というと靴ブラシに使われているイメージがあったが、耐熱・耐薬品性にも優れているとのこと。

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撮影:美里茉奈

ブラシに指を押し当ててみると、少ししなる。ほど良い硬さだ。感覚としては、歯ブラシの「かたい」くらい。プラスチック素材でできたタワシよりも洗いやすそうだ。

泡立ち良好。びわこふきんと併用でほぼ洗剤なしでOK

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こびりついた汚れもブラシがからめとってくれる。

撮影:美里茉奈

最近は、まず洗うものを軽く濡らし、落ちにくい汚れは馬毛ブラシで落とし、その後びわこふきんで汚れを拭き上げて水ですすぐのがルーティンだ。

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撮影:美里茉奈

特にザルなどの目が細かいものを洗う際、このブラシはとても助かる。歯ブラシのように、すき間から汚れをかき出してくれるのだ。

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洗剤一滴でこの泡立ち。付着しているのは、炒めものの野菜の破片。

撮影:美里茉奈

落としづらい汚れの際は、やむなく洗剤を使うこともあるが、泡立ちが良いので使用量はわずかですんでいる。

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撮影:美里茉奈

ブラシは柔らかいので、テフロン加工のフライパンもしっかり洗える。手が汚れないのも良い。

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洗いにくい溝部分も、ブラシを当ててこすればスッキリ。

撮影:美里茉奈

このブラシは大と小の2種類があるが、カップ洗いなどにも使いたかったので小を購入した。

ヘッドが小さい分、ポットの溝部分など、洗いづらい部分にもブラシが届くので、スッキリと汚れをかきだせる。

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撮影:美里茉奈

大きめのタンブラーなら、底までしっかり洗える。

木のヘッドならではの問題点も……

ヘッドが小さめといっても、直径が約6センチほどある。そのため、それよりも小さなコップなどはつっかえてしまうのが少し不便だと思う。

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撮影:美里茉奈

また、素材が馬毛と木なのでカビを心配したが、使用後は吊るしておけば乾くので今のところ問題はない。

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ブラシがシンクの底につかないように吊るすのがポイント。

撮影:美里茉奈

ただ、柄についているひっかけるための金具は、フィットするフックに引っ掛けておかないとすぐに落ちてしまう。この部分は紐で良かったのではないかと思った。

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現状は、何とかひっかけることに成功しているが、場合によっては保管場所を考えなくてはいけないかもしれない。

撮影:美里茉奈

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馬毛のにおいが飼い猫も気になるようだ。天然素材ならでは。

撮影:美里茉奈

プラスチック製のブラシなら便利だが、すり減った断片がマイクロプラスチックとして下水や河川から海に流れ出ることもあると聞いた。

生活の中のもの全てを脱プラすることは難しいが、これからも、できるところから少しずつ取り組みたいと思う。

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