「リモートワークOK」の求人は大幅減。コロナ後の働き方をめぐる最新事情

サムネ

Chay_Tee/Shutterstock

「フルリモートワークができる会社がいいんですが、求人はありますか?」

コロナ禍以降、転職希望者の方々からそんなご要望をいただくことが増えました。

しかし、コロナ禍が落ち着いてきた現在、フルリモートワークOKの求人は減っています。そこで今回は、リモートワークについての最新事情をお伝えします。

4月から「出社」に戻した企業が多数。「ハイブリッド型」も

職種によっては、現在もフルリモートワーク可能な求人はあります。ニーズが非常に高い職種、フルリモートでも業務が完結する職種などです。

例えば、ITエンジニア、カスタマーサポート、UI/UXデザイナー、Webマーケティングの運用スタッフ、インサイドセールス(電話やメールで見込み客にアプローチする内勤営業)などが挙げられます。

また、事務系職種の一部業務やサポートを行うスタッフなども、契約社員や業務委託などの雇用形態でフルリモートワークOKの求人があるようです。

しかしながら、それ以外の職種、しかもリーダー・マネジャークラス以上のポジションの求人となると、フルリモートワークOKの案件はごく一部に限られます。転職活動でこの条件にこだわると、選択肢が非常に少なくなってしまう状況です。

社会全体の動向に目を向けると、2023年4月、新年度への切り替えと同時に出社に戻した企業が多数見られます。

「やはり出社がいい」という判断に至ったリモートワークのデメリットとしては、

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