三角コーナーの「ニオイ問題」も「ヌメヌメ問題」も解決してくれたのは、不思議な形のこれだった

料理中に必ず出る生ゴミ。

まとめて捨てるために三角コーナーを設置していたが、水回りに設置するのでシンクの底と触れてしまい水があまり切れなかった。

そのために、嫌なニオイが出たり、ヌメヌメした汚れが発生してしまうこともしばしばだった。

三角形じゃない三角コーナー

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ヨシカワ プレミアム・ミズリード 円錐コーナーポット 税込4000円

撮影:間宮葵

そんなとき、効率的に水を切れてゴミ捨ても楽になるヨシカワの三角コーナーの存在を知った。三角、といっても形状は三角形ではなく円錐型だ

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撮影:間宮葵

この不思議な形状は、水切り効率をより高くするためだという。加えて吸盤パッドでシンクの壁に貼り付けられるから、本体がシンクに触れることもない。

今までの三角コーナーより水分が切れるため、衛生的にゴミを溜めておけるし、捨てるときにネットを絞る必要もなくなった。

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撮影:間宮葵

生ゴミの水をしっかり切ることができれば、嫌なニオイを防げるだけでなく、ゴミ自体の減量や焼却施設の負担軽減にもつながる

水分量が多いゴミは、焼却にも時間がかかる。余分なCO2や焼却コストを削減するためにも、家庭内でできるだけ水を切るのが大切なのだ。

ゴミ捨ても楽

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撮影:間宮葵

今まではヌメヌメするネットを取り替え、手を洗ってから新しいネットを付け替え……と手間が多く、嫌なニオイも相まってお手入れのハードルも高かった。

このポットは錆びにくく汚れがつきにくいステンレス製で、かつ持ち手つき。そのため、水が切られた生ゴミを、ネットごとひっくり返してそのままゴミ箱に捨てることができる。

更には、ネットを使わず直接生ゴミを入れる形でも運用することができ、ネットを付け替える手間すらも省くことができるが、このポット自体は汚れやすくなる。

生ゴミの量や捨てる頻度によって、使い方を検討してみるのがおすすめだ。

塩素系漂白剤は原則NG

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撮影:間宮葵

いくら錆びにくく汚れがつきにくいステンレス製と言えど、生ゴミを入れておくものなので定期的にお手入れもしたいところ。

素材によっては定期的に漂白したいところだが、塩素系の漂白剤をステンレス製品に使用すると表面を溶かし、錆びの原因にもなってしまう。

お手入れにはクエン酸や重曹、少量の食器用洗剤を使ってスポンジで洗うのがおすすめだ。

蓋がついているからニオイも防げる

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撮影:間宮葵

本体には、嫌なニオイや生ゴミが見えるのをシャットアウトできる蓋が付属している。蓋には本体に引っ掛けられるフックがあり、皿洗い中に手が当たっても倒れにくく、ニオイが漏れ出るのも防げる

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撮影:間宮葵

蓋をしてみると、ますます三角コーナーとは思えない見た目で、キッチンの清潔な印象を崩さない。来客時でも躊躇わず水回りに案内できそうだ。

水切り効率が上がって衛生的なうえ、お手入れも楽で、ニオイも防げる。三角コーナーとしてはやや値段が張るものの、キッチン周りのストレスをしっかり解消することのできる、良い買い物だと思った。


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