労働者に20%の昇給を提示したゼネラルモーターズCEO、自身は34%昇給して約40億円を得ていた

ゼネラルモーターズのCEOであるメアリー・バーラは、今年3000万ドル近くを稼いでいる。

ゼネラルモーターズのメアリー・バーラCEOは、今年3000万ドル近くを稼いでいる。

Aly Song/Reuters

  • ゼネラルモーターズ、フォード、ステランティスなどの自動車メーカーの労働者が40%の賃上げを求めてストライキを行っている。
  • ゼネラルモーターズのメアリー・バーラCEOは、今のところ自動車労働者に20%の賃上げを提示している。
  • バーラCEOは今年約2900万ドルを稼ぎ、過去4年間で報酬が34%アップしている。

史上初めて、デトロイトの3大自動車メーカーすべての労働者がストライキに突入した。

全米自動車労組(UAW)は4年間で40%の時給アップを要求している。しかし、これまでのところ、20%の引き上げしか提示されていない。

一方、ゼネラルモーターズ(General Motors)のメアリー・バーラCEOは、3人のCEOの中で最も高給取りで、年収は約2900万ドル(約42億円)。彼女の報酬は過去4年間で34%アップしている。

CNNのインタビューで、バーラは自分の高収入を擁護した。彼女の給与の92%は会社の業績に基づいており、会社は従業員に利益分配を行っているという。つまり彼女の論理では、会社の業績が良ければ良いほど、全員の収入が増えるということになる。

「会社の業績が良くなれば、みんなの報酬も良くなる」とバーラは言った。

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