ねじるだけで口が閉まる不思議な袋で「食材だめにしちゃう問題」も「冷蔵庫のニオイ問題」も解決できた

まだまだ残暑が厳しく、食品も傷みやすい気温が続く。

食品を使い切れなくて、ラップで包んで冷蔵庫に保管してもラップに水分が多すぎたり、逆にラップの包み方が甘くて食品を乾燥させてしまうときもある。

そんなときに見つけたのが、この「野菜長持ちツイスターロック」だ。

ねじるだけで何度も口が閉まる保存袋

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「野菜長持ち ツイスターロック Mサイズ 3袋セット」税込1180円

撮影:森亮太

野菜長持ちツイスターロックは、ねじるだけで口が閉まる新素材を用いた野菜保存袋。

この新素材は、袋内の水分を適度な状態にコントロールしつつ、酸素や臭いを通さないという性質があるので、野菜が長持ちするのだとか。

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撮影:森亮太

サイズは15枚入りMサイズ(31センチ×22センチ)税込み565円と、10枚入りLサイズ(42センチ×30センチ)税込み570円の2種類で、今回はMサイズを選んだ。

使い方は簡単

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撮影:森亮太

使い方は簡単で、まず保存したいものを袋に入れ、袋の口を真ん中にまとめる。

袋の手触りはサラサラしているが、若干引っかかる感じがある。少し気になったので、袋の大きさギリギリの野菜は入れにくいかもしれない。

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撮影:森亮太

次に両手を使って袋上部を持ち、3周ほどしっかりねじる。

ついつい袋の上下を手で持ってくるくるねじりたくなるが、これだと口がしっかり閉まらないので、必ず上部を両手で持ってねじるようにしよう

袋の閉じ方としてはこれだけ。ジッパーやクリップが不要なので、手間も少ないのが嬉しい。

ねじった袋を開いても、ねじれば何度でもまた閉じることができるので、使い捨てず繰り返し使うことができる。

酸素はシャットアウト。余分な水蒸気は発散

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撮影:森亮太

袋を閉じた状態の野菜長持ちツイスターロックは、酸素を通さず野菜の酸化を防ぐ一方で、袋内の余分な水蒸気は発散させてくれるので、袋内の湿度が適度に保たれるそう

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撮影:森亮太

実際にキャベツをこの袋に入れて5日間保存したところ、湿度が適度に保たれていたおかげか、確かにラップよりも新鮮に保存できているように見受けられた。

防臭性も高い

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撮影:森亮太

私の好きな銘柄のキムチは、写真のように密閉性が低い容器に入っていて、冷蔵庫に入れると庫内にキムチの臭いが充満してしまうという問題があった。

かといって蓋付きのプラスチック容器に移すと、その容器を洗う手間が増えたり、容器にも臭い付着してしまう。

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撮影:森亮太

そんなときにも野菜長持ちツイスターロックにキムチを元の容器ごと入れて、ねじって袋を閉じれば臭いをシャットアウトできる。

実際に袋に入れたキムチを冷蔵庫に入れて一晩経っても全く庫内にキムチの臭いは感じられなかった。

キムチ以外の臭いの強い食品の保存にも使えそうだ。

多用途に使える

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撮影:森亮太

野菜以外にも色々と使い道がある。

例えばハムやチャーシューなどのパック詰めされた肉製品を、使いきれずに冷蔵庫に入れて保存しているとすぐに乾燥してしまう問題があったが、これも容器ごと袋に入れて保存すれば肉の乾燥を防ぐことができ、こうした肉製品を捨ててしまう機会をぐっと減らすことができた

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撮影:森亮太

さらに、この袋は冷凍保存にも対応している

例えば薬味の小ねぎを切り、この袋に入れて冷凍保存して必要なときに取り出して使っているが、袋の開け閉めも簡単だし、鮮度も保てるのでいちいちねぎをカットする手間を省けた。

フードロスを減らすことができた

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撮影:森亮太

細かい配慮として、パッケージの横にミシン目で開けられる切り欠きがあり、出しやすくなっているのも嬉しい。

この袋は燃焼時に塩化水素等の有毒ガスが発生しないとのことだが、袋自体は最終的にはゴミになってしまう消耗品なので、環境的にはそこが気になった。

とはいえ家庭でのフードロスを減らすことができ、かねてより気になっていたキムチの臭い問題もこの袋で解決することができたので、購入した価値はあったと感じる。


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