Tシャツの首もとが伸びてしまう問題を解決。「1秒で折り畳める」ハンガーが便利だった

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撮影:美里茉奈

洗濯を繰り返すうちに、首元がヨレたり伸びてしまったりするTシャツやニット。その大きな原因の一つは、干すときにハンガーを首元から入れてしまうことだ。

ハンガーは、裾から入れた方が良いのは分かっている。しかし忙しいときなどは特に、首元から入れてしまい、生地を無理に引っ張ってしまうのだ。

スムーズに干せない、首元が伸びる、またやってしまったという後悔……という三重のストレスを抱えていたが、一気に解消できるグッズを見つけた。

首元にスムーズに入るハンガー

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ダイヤ(Daiya)「フランドリー・やさしく干すワンタッチハンガー(10本セット)」オープン価格

撮影:美里茉奈

「フランドリー・やさしく干すワンタッチハンガー」は、ロック&フリーアームの機能を採用しており、ワンタッチで開閉できるハンガーだ。

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ワンタッチで開閉するので、ハイネックも首元から入れやすい。

撮影:美里茉奈

閉じた状態のハンガーを洗濯物の首元・襟元から入れる。

フックの側面についている「ロック解除ボタン」を押せば、アームが閉じるので、ハンガーをスムーズに服の中に入れられるのだ。首元に入れたあとは、アームを持って「カチッ」と音がするまで開く。

干すときだけでなく、外すときも便利

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撮影:美里茉奈

さらに、服をはずす時も便利だ。ロック解除ボタンを押せば、首元・襟元を広げることなくハンガーを抜くことができる。

アームはなだらかな曲線で、先端部は少しだけ幅広になっているので、型崩れなどもしにくそうだ。

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カーディガンやシャツは、第一ボタンまで閉めたままでもハンガーにかけられる。

撮影:美里茉奈

私は、服が乾いたらそのままクローゼットにしまっている。着たい時、ボタンを押してワンタッチでハンガーを外せるのでラクでいい。

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閉じた状態だと、長さ約32センチ、幅約7センチほど。

撮影:美里茉奈

1本の重さは約50グラム。持ってみると軽さに驚く。旅行や出張にも持っていきやすそうだ。

価格がネックかも?

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角度は好きなように変えられる。

撮影:美里茉奈

現在のところ「やさしく干すワンタッチハンガー」は10本セットのみの販売のようだ。Amazonでは税込で1999円(記事公開時点)。1本199円と考えると少し「高い」かもしれない。

個人的には、洗濯物干しだけでなく着替え時までもラクになったので、コスパは良いと思っている。ボタンを全部閉めたシャツやハイネックも首元からラクに入るので、これからの季節に特に重宝しそうだ。

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このハンガーを買う前から着ていた服。首元がこうなる前に出合いたかった……。

撮影:美里茉奈

「やさしく干すワンタッチハンガー」を開発したのは、1961年創業のダイヤ株式会社。

洗濯ネットで日本トップレベルのシェアを持ち、グッドデザイン賞を受賞するなど、生活に密着したアイデア商品をたくさん開発している企業だ。

これからも、日常のちょっとしたストレスを感じた時に解消する商品がないかどうかチェックしてみたいと思う。



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