ウォレットハブのランキングによると、ウェストバージニア州はアメリカで最も残念な州だという。
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- ウォレットハブがアメリカで最も幸せな州のランキングを発表した。
- それぞれの州が、失業率、心の健康、通勤時間など30項目にわたって順位付けされている。
- ランキングではウェストバージニア州が最下位となり、ルイジアナ州、テネシー州がそれに続く結果となった。
個人向け金融サイト「ウォレットハブ(WalletHub)」は、「心と体の健康度」、「労働環境」、「地域社会(コミュニティ)と環境」の3つのカテゴリーの30指標に従い、全米50州をランク付けした2023年のレポート「アメリカで最も幸せな州」を発表した。
ウォレットハブは平均寿命、失業率、うつ病発症率、安全性などの要素を調査し、アメリカ各州の幸福度を評価した。
このウォレットハブのランキングで残念ながら下位に沈んだのは以下の10州だ。
ワースト10位 オクラホマ州
オクラホマ州オクラホマシティ。
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ウォレットハブは、オクラホマ州を心と体の健康度では46位、労働環境では43位とランク付けしたが、地域社会と環境は4位と上位に位置している。この調査によると、オクラホマ州の所得増加率はアメリカで5番目に低かった。
ワースト9位 ニューメキシコ州
ニューメキシコ州サンタフェ。
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ニューメキシコ州の自殺率はアメリカで4番目に高く、ボランティア率は5番目に低く(ハワイ州と同率)、離婚率は最も高かった。
ニューメキシコ州の心と体の健康度は全体で43位、労働環境では45位、地域社会と環境は17位だった。
ワースト8位 アラスカ州
アラスカ州ジュノー。
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アラスカ州は他のどの州よりも労働時間が長いにもかかわらず、所得の伸びが最も低いことが特徴であり、労働環境のランキングで48位になる一因となっている。
アラスカ州の心と体の健康度は36位、地域社会と環境は47位だった。
ワースト7位 ミシシッピ州
ミシシッピ州ジャクソン。
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ミシシッピ州は治安のランキングは2番目に低く、離婚率は4番目に高かった。心と身体の健康度では42位、労働環境で47位、コミュニティと環境では41位だった。
ワースト6位 アラバマ州
アラバマ州ハンツビル。
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アラバマ州は、心と体の健康度と労働環境で44位、地域社会と環境では42位だった。十分な睡眠率は3番目に低く、スポーツ参加率は2番目に低く、安全性は全州の中で5番目に低かった。
ワースト5位 ケンタッキー州
ケンタッキー州フランクフォート。
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ケンタッキー州は、成人のうつ病発症率が2番目に高く、十分な睡眠時間が4番目に低いことが特徴で、これが心と体の健康度の47位になった一因である。労働環境は41位で、地域社会と環境は26位だった。
ワースト4位 アーカンソー州
アーカンソー州ホットスプリングス。
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アーカンソー州は、心と体の健康度で49位、労働環境で42位、地域社会と環境では18位にランクされた。ウォレットハブによると、成人のうつ病発症率はアメリカで5番目に高く、スポーツ参加率は4番目に低く、安全性のランキングは3番目に低かった。
ワースト3位 テネシー州
テネシー州メンフィス。
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テネシー州は心と体の健康度で45位、労働環境で38位、地域社会と環境で49位にランキングされた。成人のうつ病発症率は50州の中で4番目に高かった。
ワースト2位 ルイジアナ州
ルイジアナ州ニューオーリンズ。
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ウォレットハブのレポートによると、ルイジアナ州の安全性はどの州よりも低かった。また離婚率は3位、スポーツ参加率は5位、平均労働時間は5位だった。心と体の健康度は48位、労働環境は49位、地域社会と環境は43位にランキングされた。
ワースト1位 ウェストバージニア州
ウェストバージニア州ハーパーズ・フェリー。
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ウェストバージニア州は成人のうつ病発生率が最も高く、全州で十分な睡眠の割合が一番低かった。労働環境も50位と最も低く、地域社会と環境は33位だった。