ライターの私はカフェで仕事をすることが多い。
気分に合わせて環境を変えられて良いが、予期せぬ話し声や作業音、音楽などが気になって集中できないこともある。
気になる音を遮るスタイリッシュな耳栓
Loop Quiet 税込2690円
撮影:草野 菜央
ベルギー発のイヤープラグブランド「loop(ループ)」は、気になるノイズを低減してくれる耳栓だ。インスタグラム広告でよく目にしていて、気になっていた。
撮影:草野 菜央
商品ラインナップは、ノーマルタイプの「quiet」、ライブなどの音質をそのまま保ちながら音量を低減する「Experience」、ノイズを遮音しながら会話ができる「Engage」の3タイプがある。
音が気になるからイヤホンで音楽を聞くという人も多いだろう。
しかし、私は集中したいときに音楽を聞くと逆に邪魔になってしまうので、耳をシンプルに塞ぐ耳栓がとても画期的だった。
遮音性とつけ心地を確かめるため、遮音性が一番高い「quiet」を購入した。
シリコン製で耳が痛くならない
撮影:草野 菜央
色は公式サイトで6色、アマゾンでは9色展開されている。
私はせっかくならポップな色でおしゃれも楽しみたいと思い、オレンジ色のものを購入。見た目はカナル型イヤホンと全く変わらない。ピアスのようなリングのデザインがおしゃれだ。
専用のケース付き。
撮影:草野 菜央
素材はシリコンで触ってみると柔らかい。耳栓部分は少しだけ固めだが、耳への負担は軽そう。
私は普段、骨伝導イヤホンで音楽を聞いているので、耳を塞ぐ異物感には慣れが必要だったが、3時間程度では耳が痛くなることはなかった。
左からXS、S、M、Lサイズ。
撮影:草野 菜央
イヤーチップは4サイズ。私にはXSがちょうどよかった。
自分の世界に入り込める
撮影:草野 菜央
さっそくカフェで装着。つけてみると耳に膜がはる感覚に近く、話し声や椅子を引く音、作業音が遠くなった。手で耳を塞いだときの聞こえ方に近いかもしれない。
商品説明によると遮音性は27デシベルほど。ささやき声が30デシベルのようなので、思っていたより遮音性は低かった。だが、周りの声がうっすら聞こえるくらいでこれまたちょうどいい。
耳を塞ぐことで自分の世界に入り込む感覚が生まれて、集中しやすい。
体調に合わせて使うこともできる
水洗いもできて衛生的。
撮影:草野 菜央
「ループ」の耳栓は聴覚過敏の緩和にも使用できるアイテム。
聴覚過敏とは、周囲の音に苦痛や不快感を感じる症状のこと。ストレスや疲れ、自律神経の乱れなどでも発症することもあるというから、体調に合わせて使うのも良さそうだ。
これまで、いかにも“耳栓”な見た目で使いにくさを感じている人は試してみてほしい。
撮影:草野 菜央
私は、ループを目にするまで耳栓を使う選択肢を持っていなかったのでとても新鮮だった。
使ってみたら予想以上に良く、これからカフェで仕事をするときは必需品になりそう。
サウンドをそのまま保ちながら音量を低減する「エクスペリエンス」も気になる。大音量によるライブ後の耳鳴りや頭痛が減るようだ。