秋の行楽シーズンに向けて、おにぎりを探求!
握り方によって、食感や風味が変わるかを検証するべく、3つの方法で比較してみた。
手握り、おにぎりメーカー握り、そしておにぎりケースでつくる方法。その結果が本当に驚きだった。
いつもどおりの手握り
岩谷マテリアル「おにぎりぽっけ 30枚入り」 税込149円
撮影:渡辺文芽
今回は便利なアイラップシリーズの「おにぎりぽっけ」を使用し、いつもどおりに手で握ってみた。
撮影:渡辺文芽
おにぎりぽっけの中に100gのごはんを入れて、両手できゅっきゅっと形を整えながら握る。
おにぎりメーカーでつくる
THREEPPY(スリーピー)「おにぎりメーカー」 税込330円
撮影:渡辺文芽
大人気のダイソーブランド、THREEPPY(スリーピー)のおにぎりメーカー。一度に6個のおにぎりが形良く作れる便利グッズだ。
撮影:渡辺文芽
おにぎりを「握る」のではなく、「押し固める」ようにごはんをまとめてくれる。
おにぎりケースでつくる
三好製作所「おにぎりケース」税込1100円
撮影:渡辺文芽
おにぎりを潰さないように持ち運べる「おにぎりケース」は、おにぎりをつくる時にも便利だ。
撮影:渡辺文芽
ケースの中にラップを敷き、ごはんを入れたらラップを閉じて蓋をする。
「ゴロンゴロン」と振動がするまで、約30〜50回、時間でいうと30秒ほど振る。ケースの角を使って軽く形を整えたらでき上がり。
でき上がったおにぎりを比較してみると……
撮影:渡辺文芽
3つを並べてみるとごはんの粒の並び方や表面のツヤ感が全然違うことにびっくり。
手で握ったおにぎりは、凸凹とした表面に。握り方が強すぎるとごはんの粒が潰れやすくなってしまうので力の入れ方にコツが必要だろう。
おにぎりメーカーで作ったおにぎりは、きれいな三角形に仕上がった。表面のごはんの粒がしっかりと立っていて、粒ひとつひとつが潰れずにしっかりと残っているのが見た目でもわかる。
おにぎりケースで作ったおにぎりは表面が平らで凸凹しておらず、一番ツヤ感が出ていた。
一番人気だったのは……
3種のおにぎりの食感などを比較するために、5人に食べてもらった。
おにぎりケースでつくったおにぎり
撮影:渡辺文芽
一口食べて「これおいしい!」と5人全員が絶賛。表面はもちっとしていて、口に入れるとごはんの粒がほどけていく。
ごはん粒の潰れている感じが全くなく、ふっくら。具材がなくても米本来のおいしさを感じることができます。段違いで一番だった。
手で握ったおにぎり
撮影:渡辺文芽
ご飯がもっちりとした食感になり、食べていると甘みと粘りがしっかりと感じられる。
食べている最中にごはんがぼろぼろと落ちずに食べやすく、お母さんが握ってくれた「おにぎり」という感じだ。まさに王道。
おにぎりメーカーで作ったおにぎり
撮影:渡辺文芽
粒がひとつひとつ立っていて、口の中でほろほろとほどけていく。もっちり感がないので、あっさりと食べたい人にはいいかもしれない。
少し物足りなさを感じるので具材がほしいという意見も。
握り方でおいしさが変わる。奥が深いおにぎりの世界
撮影:渡辺文芽
3つを比較してみると、握り方の違いでごはんの「粒の食感」や「粘り」「甘さ」の感じ方が全く違うことが分かった。
握り方の違いで「え? これ本当に同じお米で作ったの?」と言われてしまうほど。
手で握ったおにぎりは食べ慣れたお母さんのおにぎりで懐かしさも感じられたが、おにぎりケースを振って作ったおにぎりが想像以上においしい! という評価に。
また、たくさんつくるときにはおにぎりメーカーがやっぱり便利だと思った。
便利なグッズも使いつつ、おうちでおいしいおにぎりを楽しんでみては。
ROOMIEより一部編集・転載(2023年2月28日の記事)