アプリ不要で電球を変えるだけ。玄関照明を自動化したら、時間も電気も節約できた

仕事などで夜遅く帰ってきたとき、玄関が真っ暗でスイッチの位置を探すのに苦労することがしばしばある。

また玄関の照明は、出かける際にもつい消し忘れてしまいがちで、無駄な電力も使ってしまう。

交換するだけの人感センサー電球

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SUNGEMI 人感センサー LED 電球 税込2880円

撮影:間宮葵

電気の消し忘れは、意識しようにも、完璧に防止するのはなかなか難しい。

IoT家電で自動で点灯・消灯してくれるシステムを導入するのもいいが、もっとシンプルな手段を試してみることにした。

それが、人感センサーを搭載しているLED電球。

スマートホームデバイスは導入のハードルが高いイメージがあるが、電球なら交換するだけだから始めやすい。

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撮影:間宮葵

検知の敏感さは申し分なく、LEDということもありかなり明るい印象。

欠点を挙げるなら、センサーが敏感すぎる点だ。私の使い方では、玄関の手前の部屋やキッチンで作業していても点灯してしまうので、購入の際は玄関の広さや周辺の部屋の様子も加味して選ぶのが良いだろう。

また消灯時は、人がいなくなってからだいたい8秒ほどで徐々に薄暗くなる。この機能のおかげで、トイレなどの照明に使用しても、突然の消灯に驚く心配もなさそうだ。

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撮影:間宮葵

センサー付きの電球にして最も恩恵を感じたのは、忙しい朝の外出前に電気の消し忘れに気づいて戻る手間が減ったこと。自動で消えるため、気にせず家を出られるようになった。

また仕事を終えて帰ってきてもすぐ玄関の明かりがつくので、靴を脱いだりカバンを置いたり……といった動作をスムーズにできるのも助かっている。

明るい場所や動くものがある場所には不向き

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撮影:間宮葵

この電球に搭載している人感センサーは動くものに反応するので、人の出入りが激しいリビングや消灯を続けたい寝室での使用はあまりおすすめできない。

また、カーテンやブラインドにも反応してりまうことがあるので、注意が必要だ。

つけ替えるだけで、時間もお金も節約

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撮影:間宮葵

高騰した電気料金はまだまだ高額なまま。消し忘れによる電気代のかさみや、無駄なエネルギー消費を抑えられるのもポイントだ。

アプリのインストールやBluetoothの設定等も必要なく、消灯・点灯に関わる小さいストレスも減らしてくれたこのアイテム。

がっつりスマートホーム化するほどでも……と思っている人にこそ、試してほしいと感じた。


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