気温が急に下がり、急いで衣替えを始めた人も多いのではないだろうか。
私はシーズンでない服は衣装ケースにしまっている。久しぶりに出してみると虫食いを見つけて買い換えざるを得なくなることもあり、服を長く大切に着るために良い解決策はないものかと思っていた。
スプレーするだけの防虫剤
無印良品 防虫スプレー クローゼット/衣装ケース用 税込1290円
撮影:間宮葵
そんなとき、無印良品から防虫スプレーが発売されたことを知った。
メインは服の虫食いの予防効果だが、ダニ対策にもなるらしい。
撮影:間宮葵
ダニは高温多湿を好む傾向があり、ダニ対策に使うのであれば、同じく無印良品の繰り返し使える除湿剤とあわせることで効果を更に高めることができそうだ。
撮影:間宮葵
説明書によると、クローゼットの場合はパイプから50センチほど離して2プッシュ、ウォークインクローゼットの場合は5プッシュでOK。
撮影:間宮葵
衣類ケースの場合は、容量50リットルほどなら1プッシュだけでOKだ。これだけで6カ月間の防虫効果があるのだとか。
1か所にスプレーすると防虫効果が下がるうえ衣類のシミの原因にもなるので、広げるようにスプレーするのがポイントだ。
1本60プッシュほどなので、使い方次第では1年を通じて使えるだろう。ただし、頻繁にクローゼットを開け閉めをすると防虫効果が下がるため、より頻繁にスプレーする必要がある点に注意してほしい。
ちょっとだけコツがいる
撮影:間宮葵
何回か噴射して気になったのは、まっすぐ立てないと噴射量が減ってしまうこと。
衣装ケースの中に入れて使おうとすると、逆さの向きや斜めになることもあるはずだ。すると、1プッシュだとごく短い噴射しかできず、噴射量が減ってしまう。
真っ直ぐ立てて使わないと適量が噴射されないため、衣装ケースに使うにはややコツが必要な印象だった。
手間もゴミも抑えて、服を長持ちさせられる
撮影:間宮葵
置き型の防虫剤に「取り出すのが面倒」「毎回ゴミになる」という不満を抱えていた人も多いのではないだろうか。
これならスプレーするだけなので置き場所も取らないし、衣替えの度に衣装ケースの奥を探る必要もない。
オフシーズンの服を手軽かつ大切に保管できるから、虫食いを理由で服を捨てることがなくなりそうだ。