子どもが生まれてから、ナイトライト(間接照明)が必需品になった。
深夜のオムツ替えやミルク・授乳時など、直接照明をつけるには明るすぎる時に、明るさを調節できる間接照明が活躍するのだ。
最近では、長男が真っ暗な部屋を怖がるので一晩中つけっぱなしだ。
そんな中、「ソーラー充電式」というエコでサスティナブルなライトを発見したので買ってみた。
毎日使えて防災にも
CARRY THE SUN「ソーラーランタン - ウォームライト(small)」税込3190円
撮影:小野瀬わかな
このライトは、ソーラー充電式のLEDランタンで、約500回繰り返し充電が可能というエコなライトだ。コンセントが不要なので、我が家のような子どもがいる家庭でも使いやすい。
重さは57グラムと軽く、畳むと厚さは約1.2センチ。スマホぐらいのサイズになるうえ、持ち手も付いているので持ち運びも簡単。耐水性もあるそうなので、アウトドアや災害時にも使えるという。
私がいいなと思ったのは、「毎日使えるアイテムが、災害時にも使える」という点だ。
防災セットは度々見直すようにしているが、その度に賞味期限が切れていたり、電池が切れていたりする。
その点、このライトは毎日使用しているので、毎日充電することが習慣になっており、「いざ」という時に、「あっ、充電がない!」となる可能性が低い。
また、「災害用」だと使ったことのないアイテムもあり、有事の際に使い方が分からないこともあるかもしれない。
もちろん予習しておけば良いのだが、私はまだできておらず、そういった意味で普段使いしているアイテムなら、有事の際にも慌てずにいつも通り使えていいなと思った。
使用感もコンセント式のLEDライトと変わらない
撮影:小野瀬わかな
使い方はシンプルで分かりやすい。
まずは開封し、両端についているベルトを引っ張る。すると、サイコロのような正方形になる。
撮影:小野瀬わかな
あとはソーラーパネルに直射日光が当たるように置き、充電するだけ。
撮影:小野瀬わかな
使用時は、電源ボタンを一度押せば点灯する。
このライトの色は電球色となっており、「ウォームライト」の名の通りあたたかい光にほっこりする。
撮影:小野瀬わかな
ちなみに光り方は「弱モード」「強モード」「点滅モード」の3パターンあり、私はナイトライトとして使用しているので「弱モード」で使用している。
「ソーラー充電式のライト」と聞くと「きちんと光るのかな?」と不安だったのだが、それまで使用していたコンセント式のLEDのタッチライトと全く変わらず、夫はライトが変わったことにも気付いていなかった。
日中直射日光に5〜7時間当てて、夜の間10時間は問題なく点灯している。パッケージには、「6時間の充電で15時間点灯」と書いてあった。
天候が悪いと充電できない
撮影:小野瀬わかな
ソーラー充電式なので当然なのだが、天候が悪いと充電することができない。曇りや日陰、窓越しでも充電できないので、しっかりと直射日光に当てることがポイントだ。
季節によってはフル充電まで7時間以上かかることもあるとパッケージには記載があった。
また、冒頭で「コードレスなので子どもがいる家庭でも使いやすい」と書いたのだが、このサイコロのようなかわいらしい形状が子どもにとって魅力的なようで、ちょっと目を離すとボールとして遊ばれてしまっていることがある。保管場所には気をつけたい。
リサイクルプロジェクトを実施
写真のように平たく折りたためるよう空気穴がついている
撮影:小野瀬わかな
このLDEランタンを販売している企業「CARRY THE SUN(キャリー・ザ・サン)」は、使用済みのランタンを回収し再利用することで、まだ使える資源として次の形に生まれ変わらせるリサイクルプロジェクト「CARRY THE FUTURE!™」を行っている。
使い終わったライトを折り畳んで封筒に入れて企業のリサイクル係宛に送ると、プロジェクトへの理解と協力へのお礼として CARRY THE SUN®オリジナルグッズをもらえるそうだ。
どのようにリサイクルされているかは、随時公式サイト等で発信されている。
エコなだけでなく、サステナビリティにも配慮されている点が愛用し続けたいと感じるアイテムだった。