33歳で経済的自由を手にしたミレニアル世代が、1000万円の借金を完済しながら1億3000万円の資産を築いた方法【後編】

ショーン・アレン

ショーン・アレンは、フルタイムのエンジニアとして働きながら、副業でキャリアコンサルトを務め、不動産投資家としてノースカロライナ州とカリフォルニア州に6つの物件を所有している。

Courtesy of Sean Allen

大学卒業後、経営大学院も修了したショーン・アレン(Sean Allen)の学生ローンは4万8000ドル(624万円、1ドル=130円換算)まで積み上がっていた。

加えて、大手石油メジャーBPアメリカへの就職を機に南カリフォルニアに住み始めると、さらに3万3000ドル(429万円)のクレジットカードローンが上乗せされた。

「普通の20歳がするように、ラスベガスに遊びに行ったり、旅行を楽しんだりしていました」

大学院修了後2年が経った頃、同僚でもある友人と初めての投資用不動産を購入して以来、アレンは不動産投資をこれからも継続したいと思うようになった。

しかし、合計8万1000ドル(1053万円)もの借金がその妨げとなった。その後、所有する不動産を3軒に増やしても、高利のローン返済によって、アレンの預金残高はいっこうに増えなかったからだ。

「さらに不動産を購入していくなら、まず“悪い借金”をきっちり完済する必要があると気づきました。計画を練り始めたのはこの頃からです」

前編ではアレンが不動産投資家として踏み出し、3軒の物件を取得するまでの過程を紹介した。後編では、アレンが借金を完済しながらも、33歳で100万ドル(1億3000万円)の資産を築いた方法を明かす。

編集部注:純資産、不動産の所有、借金の完済に関するアレンの全ての主張が真実であることは確認済み。

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