市場予想を2ケタ上回る純利益を期待できる「圧倒的に過小評価」12銘柄。ゴールドマンS最新分析

ゴールドマン・サックス 株式市場

米金融大手ゴールドマン・サックス(Goldman Sachs)が2023年終盤から24年にかけての株式市場予測を顧客向けに提供している。

Illia Uriadnikov/Alamy

年初来好調続きだった米国株は、9月半ばから一転不調に陥っている。それでも、企業業績の伸びがほぼゼロという2023年の市場動向を踏まえれば、まだまだ健闘していると言える水準だ。

S&P500種株価指数は、企業利益の伸び悩みにもかかわらず年初来約12%の上昇を記録しており、リーマンショック前の2007年以来の高金利環境にあっても、株価収益率(PER)言い換えればマルチプルは拡大している。低迷前の7月時点では、年初来の上昇率が20%弱にも達していた。

米金融大手ゴールドマン・サックス(Goldman Sachs)によれば、そうした相場環境は、ミューチュアルファンド(アメリカで一般的なオープンエンド型投資信託)の運用担当者にとってあまりに過酷なものだった。

同社のストラテジストチームは10月初めの顧客向けレポートで、大型株ファンド担当者のうち、第3四半期(7〜9月)末時点でベンチマークを上回る運用成績を残したのは、わずか22%にとどまったと指摘する。

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