撮影:苫米地結子
先日、愛用しているパンツにうっかりチョコレートソースをこぼしてしまった。
遠目で見ても分かるくらいくっきりと汚れがついている。
これまでも食べこぼしが原因でお気に入りの服を汚してしまい、廃棄せざるを得ないという経験を何度もしている。
衣類専用の修正ペン
Dr. Beckmann「衣類のシミ修正ペン ステインペン」税込660円
撮影:苫米地結子
今回も捨てる運命かな……と半ば諦めかけていたとき、「ステインペン」の存在を知り、すぐに購入した。
まるで文房具の修正ペンのような見た目をしているが、これは衣類のための修正ペン。
販売サイトによれば、コーヒーや醤油、ファンデーションなど80種類以上のあらゆる汚れに対応しているそうだ。
付いたばかりのシミなら落としやすいそうだが、私の付けたシミは既に付けてから13時間以上経過してしまっている。
もう手遅れかもしれない……と思いつつも、物は試しということで使ってみることにした。
早速汚れを落としてみる
撮影:苫米地結子
使い方も文房具の修正液とほぼ一緒。
当て布を敷き、ペン先を押して汚れている箇所に液を浸透させ、何回かこすっていく。
撮影:苫米地結子
液が馴染んできたら、水を濡らしたガーゼなどで何度か軽く叩いていく。
シミが濃いわりには、そこまでガーゼが汚れていない。
やはり13時間以上経過したシミには手遅れだったのだろうか……
撮影:苫米地結子
と思いきや、あんなに濃く目立っていたチョコレートソースのシミは綺麗さっぱり落ちた。
ただ、生地の色まで落ちてしまっている。今度は色落ちジミが目立つようになってしまった。
撮影:苫米地結子
白などの薄い色合いの生地であれば問題なく汚れを落とすことができそうだが、色の濃い生地には向かないので、その点には注意して使う必要があると感じた。
なお、朱肉、墨汁、インクなどは落とせないようなのでその点も要注意だ。
ペン先が洗えてコンパクト
撮影:苫米地結子
使った後は、ペン先を外して洗うことができるので衛生的に使うことができる。
撮影:苫米地結子
我が家には2歳の息子がいるので、食べこぼし汚れは日常茶飯事。
いざという時にすぐ使えるよう、ペンはリビングに常備することにした。
カバンに忍ばせておけば、外食中の食べこぼし汚れにも対応できるのでたまに持ち歩いたりもする。
洗濯機を回さず済むから節水になる
撮影:苫米地結子
今までは息子が衣服を汚す度に手洗いしていたが、このペンで応急処置できるようになってからはその手間も減った。
3分以内にささっと汚れを落とすことができる上に、節水にもなるので小さい子どもがいるご家庭には特におすすめしたいアイテムだ。
濃い色の生地への使用は注意しつつも、今後もお気に入りの服を長持ちさせるために、さまざまな場面で活用していきたいと思う。