「アメリカの住宅価格高騰はしばらく続く」。2008年の住宅バブル時より購入は困難とゴールドマンが分析

アメリカ住宅市場

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現在、アメリカで住宅を購入するのは2000年代半ばの住宅バブルのピーク時よりも厳しくなっている。

ゴールドマン・サックスの新たな分析によると、住宅価格や住宅ローン金利を含む現在の住宅コストは、アメリカで住宅価格高騰後に25%以上暴落した2004年から2008年の水準よりも、人々の所得水準からさらに乖離しているという。

ゴールドマンのチーフクレジット・ストラテジストであるロトフィ・カルイ(Lotfi Karoui)は、2023年10月10日の顧客向けレポートの中で、「これから住宅を購入しようとする人にとっての値ごろ感は、2006年の市場の暴落前のピーク時よりも悪化している」と述べている。

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