使い捨てのラップを「繰り返し使えるコレ」にしたら、洗い物の手間まで減らすことができた

最近は、職場に昼食としてサンドイッチを持っていくようにしている。

お店で買うよりも安上がりだし、お気に入りの具を入れて持っていけるので気に入っている。

そこで気になるのが、毎回サンドイッチを包むラップのゴミがでてしまうこと。経済的にも、環境負荷の観点からもラップの使用量は減らしたいところ。

そこで見つけたのがaco wrapの蜜蝋ラップだ。

蜜蝋とオーガニックコットンで作られたラップ

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aco wrap 泥色 Lサイズ 税込み3300円

撮影:森亮太

蜜蝋(みつろう)とは、ミツバチが巣を作る際に分泌する蝋(ろう)のこと。その蜜蝋を布に染み込ませて作られたのが、蜜蝋ラップだ。

布はフェアトレードのオーガニックコットンが使用されている。蜜蝋が沁み込ませてあるためか、使い始めの時期は少しペタペタした手にくっつくような触感があり、最初はそこが気になるかもしれない。

色は5種類、サイズはSMLの三種類で、今回は泥染めのLを選んだ。

お皿や野菜をしっかり包んでくれる

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撮影:森亮太

当然ながら、皿やボウルにかけるラップとして、しっかり機能してくれる。

円形になっているおかげで、四角く切れるラップよりも皿や野菜にフィットさせやすい点が気に入っている。

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撮影:森亮太

また蜜蝋には冷やすと固くなり、温めると柔らかくなる特性がある

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撮影:森亮太

手の温度で柔らかくなり、さまざまな形にフィットするので、きゅうりのように湾曲した形でも無理なくカバーできるのだ。

温度で固さが変わる特性のデメリットとして、高熱に弱く、熱々の料理が盛られた皿や蜜蝋をかけたまま電子レンジを使うと蜜蝋が溶けてしまう。使う際は熱には注意したい。

洗って繰り返し使える

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撮影:森亮太

蜜蝋ラップは、一般的なラップと異なり、洗って繰り返し使うことができる。aco wrapの場合は半年から1年程使える

冷水で洗うだけできれいになるが、汚れが気になる場合は弱酸性洗剤で洗うことが推奨されている。

推奨はされていないものの、一般的な中性洗剤でも洗えるとのことだ。洗浄が面倒になって使わなくなるよりはマシと思い、私は中性洗剤で洗っている。

今のところ問題はないので、自分の生活に無理のない範囲で使っていきたい。

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撮影:森亮太

ラップは薄く、蝋は水を弾くので、すぐに乾く。時期にもよるがだいたい2~3時間で乾いてすぐに使えるようになるのも便利なポイントだ。

風呂敷のような汎用性

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パンやサンドイッチなどの柔らかいものも優しく包んで持ち運べる

撮影:森亮太

実際に、サンドイッチを包む用途で使ってみる。

出勤前の忙しい朝の時間、なるべく洗い物は減らしたい。

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撮影:森亮太

今回選んだLサイズは大きさに余裕があり、蜜蝋ラップの上でサンドイッチを作ってそのまま包んで出かけられるので、洗い物を減らすことができた。

この日の朝は、きゅうりとクリームチーズのサンドイッチをaco wrapの上で作った。

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撮影:森亮太

食パンの耳をaco wrapの上でカットし、クリームチーズを塗る。

優しく切ればaco wrapの上で包丁も使えるので、まな板を使う手間も減らせる。

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撮影:森亮太

クリームチーズをパンに塗ったら、ピーラーで薄くカットしたきゅうりをパンに載せ、軽く白ワインビネガーと塩を振る。

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撮影:森亮太

最後にもう一枚のパンで挟めば完成だ。

サンドイッチの準備がaco wrapの上で完結できたので、洗い物を減らすことができた

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撮影:森亮太

今回選んだ泥色は、屋外で使った際にも主張しすぎない、落ち着いた色合いで気に入っている。

それもそのはず、aco wrapの泥色は奄美大島産の本物の泥を用いる伝統的な手法で、奄美大島の職人によって染色されているからだ。

蜜蝋ラップのおかげで、食材や料理の保存といった家での使うラップも、サンドイッチなどの軽食を外に持っている際に使用するラップもストレスなく減らすことができ、洗い物の手間まで減らすことができた。


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