毎日ふかふかの布団で眠りたい……けれど、布団を干す時間がない。私にとっての正解はコレでした

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アイリスオーヤマ 「布団乾燥機 カラリエ」

撮影:美里茉奈

1日の終わりには、ふかふかの暖かい布団で眠る至福を味わいたい。

とはいえ、年間を通して気持ちよく布団を干せる晴天日は多くない。春は花粉が飛ぶし、梅雨の時期は干せない。夏や秋の晴れた日も日中に天候が変わる日もある。冬は布団を外に出すと冷えてしまう……。

そこで役立つのが布団乾燥機だ。しかしズボラな私は、布団乾燥機の出し入れすら面倒に感じていた。

日常使いができる、ラクであることを優先

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ベッドの上に横に倒した状態でも使える。

撮影:美里茉奈

布団乾燥機の役割といえば、その名の通り布団を乾燥させることだ。布団の湿気を飛ばせば、ダニやカビの繁殖を防ぐことができるし、ふかふかに温まった布団だと気持ちよく眠りにつける。

そのためには、マメに布団乾燥機を使う必要がある。しかし布団乾燥機を使うには、収納場所から出して、ホースを接続して、コンセントをさして、使い終わったらしまう……面倒だ。

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ノズルだけでも温風が布団の隅々まで行き渡るように、左右と上に開くようになっている。

撮影:美里茉奈

私がこれまで使っていたのは、マットを布団の上に広げて使うタイプ。温風を隅々まで届けるのに必要なマットは、使うたびに出し入れする必要があった。きちんとたたまないと収納場所に収まらない。

いくら快適な眠りのためとはいえ、布団乾燥機を使うことに高いハードルを感じていた。

そこで見つけたのが、アイリスオーヤマ の「布団乾燥機 カラリエ」だ。最近はマットなしでノズルを差し込むだけのタイプが主流になっているようで、この製品もそのタイプだ。

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使用するたびにホースを着け外す必要はなく、そのまま本体に収納できる。

撮影:美里茉奈

もはや収納する必要がない

この布団乾燥機を選んだ理由は、ぱっと見た感じ布団乾燥機に見えないシンプルさだ。これまで使用していた布団乾燥機は、見た目に生活感がありすぎて部屋に出しておくには抵抗があった。

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ベッドサイドに置いておけば、寝る前などにすぐに使える。

撮影:美里茉奈

だがこの布団乾燥機は、出しっぱなしでもそこまで違和感のないデザインだ。

おかげで、いつもベッド横に置いて、雨の日など布団に湿気が籠もりそうな日はすぐにホースを出して使えうことができている。使うまでのハードルがぐんと下がった。

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ボタン部分はシンプル。機能は少なめだが、ダニ退治モードも搭載されている。

撮影:美里茉奈

重さは約3.4キロ。コンパクトで取っ手がついているため、移動もラクにできる。複数の布団を温めたい時に動かしやすいのは助かるだろう。

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幅約15.5×奥行約26×高さ約33.5センチ。片手でも楽に運べる重さだ。

撮影:美里茉奈

衣類の乾燥機能もあるが、イマイチだった

実はこの布団乾燥機、内蔵されているノズルハンガーを伸ばすことで室内干しの衣類乾燥にも対応可能だという。

しかし正直なところ「出し入れ・取り外しが面倒」という私の購入動機からすると、衣類乾燥のためにあえてこの製品をセットするのも億劫だ。衣類乾燥の用途なら扇風機やサーキュレーターと併用した方が良いと思った。

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それでも衣類乾燥として使いたいなら、扇風機と併用した方が良さそうだ。

撮影:美里茉奈

布団乾燥機の機能としてはもっと優れた製品もあると思うが、常に使うところに置いておけるという「使うまでの面倒さ」を省けた点がこの製品に感じる私なりの価値だと思う。

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電源コードを束ねてひっかけられるようになっているが、中に収納できるタイプであればもっと良かったと思う。

撮影:美里茉奈

なお、私がこの布団乾燥機を買った後に、本体の見た目がインテリアのような新製品が発売された。側面にファブリックが張られ、さらに部屋に馴染みそうだ。

毎日を健やかに過ごすための睡眠の重要度は高い。これからも快適に眠るための環境を追求していきたいと思った。


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