洗車がたった15分でできる「水なし洗浄スプレー」の実力は? 効果はバツグン、ただしリスクもある…

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撮影:苫米地結子

忙しくて洗車する時間を確保できずにいる。

結局ガソリンスタンドの洗車機にお世話になることがほとんどだ。

ただ、ワックス掛けなどの追加オプションを足していくと1000円はかかってしまうし、水アカを防ぐために自力で乾拭きしなくてはいけない。

水も結構使うので、あらゆる面でもったいない気がする。

水なし洗車ができる洗浄剤

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株式会社エコシャイン「アグアミライプロフェッショナル 630ミリリットル」税込2640円

撮影:苫米地結子

先日、水を使わず車をきれいにする洗浄剤をネットで発見した。

水で洗い流す手間がないということは、大幅な時短にもなりそうだ。

これなら自宅でもお手軽に洗車ができそうだと思い、使ってみることにした。

汚れ落としからワックスがけまで担える

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撮影:苫米地結子

洗車するために用意するのは、洗浄剤と雑巾2枚。雑巾は汚れを拭き取る用と、ツヤ出し(乾拭き)用の2枚を使う。

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撮影:苫米地結子

これ1本で車のボディ、タイヤのホイール、窓ガラスなど、あらゆる箇所の汚れを落とすことができる。

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撮影:苫米地結子

汚れが気になる箇所にスプレーし、雑巾で軽く拭き取るだけで大抵の汚れは落ちる。

仕上げにきれいな雑巾で乾拭きしたら、ホイールが新車のような輝きを取り戻した。

洗車

撮影:苫米地結子

泥汚れが付いていた窓ガラスも2往復ほど拭き取っただけで、ここまできれいになった。

小傷のリスクも

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撮影:苫米地結子

自宅で洗車するとなれば、以前は1時間弱かかっていたが、この洗浄剤を導入してからは15分ほどで済むようになった。

ただ、汚れを拭き取って落とすことになるので、水洗いよりは車体を傷付けるリスクはありそうだ。

例えば、細かい砂などが付着した雑巾で拭いてしまうと、車体に小傷がつく恐れがある。

個人的には一台を丸ごと洗車するときよりも、鳥のふんが付いてしまったときなどの「一部分の汚れをすぐ落としたいとき」に向いていると感じた。

改めて水の使いすぎを見直そう

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撮影:苫米地結子

買った当初、ノズル付近に緑色のラベルが付いていた。

このラベルが付いた商品を購入すると、アフリカの水不足の地域に、生活に必要な水を寄付することができる。

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Riccardo Mayer / ShutterStock

ユニセフのサイトによれば、アフリカでは水道設備が整っていないため、生活に必要な水を確保しにくい状況にあるという。

泥や細菌が混じった危険な水を飲んで、命を落とす乳幼児は年間30万人にも及ぶ。

蛇口をひねって当たり前に水を飲んでいるが、貴重な資源であることを改めて思い知らされた。

この洗浄剤を活用しながら、普段から節水を心がけていきたいと思う。


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