最近はスターバックスコーヒーやマクドナルドをはじめ、チェーン店でも紙ストローを渡されることが増えてきた。
紙製は環境負担が少ない反面、口当たりは悪く、飲んでいるうちにだんだんと柔らかくなっていくのが難点だ。飲み心地に不満を覚えている人も多いのではないだろうか。
ファミマで見つけた「洗えるストロー」
開いて洗えるストロー(税込500円)
撮影:間宮葵
ファミリーマートに「開いて洗えるストロー」というアイテムがあるのを知っているだろうか。
サステナブルプロダクトブランド「SUTENAI(ステナイ)」とのコラボ商品だ。
開いて洗えるから衛生的
撮影:間宮葵
繰り返し使えるストローといえばガラス製や陶器製のものもある。それらは口当たりも良く、頑丈な一方で、中を洗うのに専用の小型ブラシが必要になってくる。
このストローは「開いて洗える」という商品名通り、ストローを広げることができる。ストローの先端を少し押すと、ストローの接続が外れ、中が開くのだ。
撮影:間宮葵
中までしっかり洗えるから、繰り返し使うことに抵抗がある人も安心して使えるだろう。
撮影:間宮葵
ただし円状が記憶されているため、ストローが丸まってしまい、少し乾きにくい点は注意してほしい。
撮影:間宮葵
オフィスのデスクに常備しておけば、「ストローをもらうのを忘れていた」という時でも役立ちそうだ。
丈夫なシリコン製
撮影:間宮葵
ガラス製や陶器製の洗えるストローは、出先で持ち歩く際にしっかりとしたケースが必要だ。カバンの中で割れるリスクも高そうである。
だが、このストローはシリコン製なので破損の心配はまずない。グニャグニャ曲がるから、持ち運びや収納のハードルも低そうだ。
撮影:間宮葵
パッケージにはチャックがついているため、このままケースとして使うのも良いかもしれない。
プラ製と比べると…
撮影:間宮葵
肝心の使い心地だが、プラスチックのストローと比べてしまうと、やはり劣ってしまう部分がある。
シリコン製だからツルツルというよりは少しザラザラした質感。加えて素材の分厚さもあり、使用時に少し気になってしまう。
とはいえ、紙ストローと比べれば使い心地は格段に良い。紙ストローが苦手な人は、使用してみる価値は大いにあると感じた。
紙ストローが苦手な人も苦手じゃない人も、買って損なし
撮影:間宮葵
加えて、柔らかい質感だからこそ、ストローを噛みがちな人や、自由な姿勢で飲みたい人でも使いやすく感じられるだろう。
カバンやオフィスに常備していれば、カフェやコンビニでコーヒーを買うときも、ストローをもらわなくてOK。紙ストローに不満がある人だけでなく、ストローの使い捨てが気になっていた人や、ストローをもらうのを忘れることが多い人にもおすすめだ。