キッチンスポンジは消耗品。
どうせいつか買い換えるものだし、3個で100円のスポンジで充分と思っていた。
雑貨店おすすめのキッチンスポンジ
太陽油脂株式会社「パックスナチュロンキッチンスポンジ」税込220円
撮影:苫米地結子
そんな考えを見事に覆したのが、この「パックスナチュロンキッチンスポンジ」。
行きつけの雑貨店の店主に「一度使ったら他のスポンジに戻れなくなる」とおすすめされたのだが、言葉通りの使いやすさに驚いた。
以来、我が家でもキッチンスポンジはこれ一択だ。
たった3滴の洗剤でも泡立つ
撮影:苫米地結子
まず驚いたのが、泡立ちの良さ。食器用洗剤を3滴ほど垂らして数回揉み込むだけで、一人前分の食器が洗える量の泡を作ることができる。
少しの洗剤で充分泡立つので、食器用洗剤の節約にもなり助かっている。
小さじ2分の1程度の食器用洗剤を揉み込んだ状態
撮影:苫米地結子
もちろん、もっと洗剤をつけるとスポンジが泡でほとんど見えなくなるほど、もこもこに泡立つ。
食器を傷つけにくい
撮影:苫米地結子
スポンジを食器類に当てると、滑り止めのように密着する感じがある。
お茶碗についたばかりのご飯粒もしっかり落とせて、つるつるになるのが快感だ。
このスポンジは、化粧用パフの素材に近い「軟質ポリウレタン」という素材でできている。
焦げ汚れなどのこびりついた汚れには向かないが、食器を傷つけずにやさしく洗える点が気に入っている。
泡切れも抜群
撮影:苫米地結子
お皿を洗い終わった後まで優秀なのが、このスポンジのすごいところ。
ポリエステル性のスポンジを使っていた頃は、何度水で洗い流しても泡がなかなか落とせずにいた。
これは水を流しながらスポンジを7〜8回ほど揉むだけで、簡単に泡が落ちる。
洗い流す水の量が減るので節水にもなり、雑菌の繁殖を防ぐことにもつながるのはありがたい。
使用後はシンク洗い用スポンジに
撮影:苫米地結子
キッチンスポンジの取り替え時期は1カ月に一度と言われているが、替え時になってもほとんどへたらない点も魅力の一つ。毎度買い換えるタイミングをうっかり忘れてしまうほどだ。
撮影:苫米地結子
使用して1カ月以上経ったスポンジも、厚さはほとんど新品時と変わらない。
撮影:苫米地結子
古くなったスポンジは、シンク洗い用として活用している。
ネットのレビューをみたところ、風呂釜を洗う用として使っている人もいた。水アカも落とせるようなので今度試してみようと思う。
色移りは気になる
右が1ヶ月以上使ったスポンジ。見事にカレー色に染まっている。
撮影:苫米地結子
惜しい点を挙げるとすれば、カレーやトマト煮込みに使ったお玉や鍋を洗うとすぐ色移りしてしまう点だろうか。
ただ、私は色の変化を替え時の基準にしていたりもするので、あえて白いスポンジを買うようにしている。
黒いスポンジもウェブ限定商品として売っているようなので、気になる人はそちらをチェックしてみてほしい。