朝晩に冬の寒さを感じることが増えてきた。
通勤電車やバスを待っている間のちょっとした寒さを解消するために、あるアイテムを導入してみた。
コレが思いのほか毎日の快適さに貢献してくれている。
繰り返し使える充電式カイロ
plus more(プラスモア) 「 使い捨てないカイロ」 税込2178円
撮影:シラクマ
plus more(プラスモア)の「使い捨てないカイロ」は、その名のとおり“使い捨てずに繰り返し使える”充電式のカイロ。
リチウムイオン電池内蔵でバッテリーの寿命が来るまでは何度でも使える。長期的に見ると、財布にも環境にもやさしいアイテムとなっている。
撮影:シラクマ
温度は強(50℃)と 弱(45℃)の2段階で調整可能。強の場合は約1.5時間、 弱の場合は約4時間連続で使用できる。基本的にはバランスの良い「弱モード」を使うことが多い。
充電は他のガジェットとも併用しやすいType-Cに対応。コードを余分に持ち歩かなくて良いのが嬉しいポイントだ。
直感的に使えるデザイン
撮影:シラクマ
全体的に丸みを帯びたデザインをしているが、電源ボタンのみが窪んだつくりになっている。ポケットの中などに入れたままでも直感的に使うことができる。
電源を入れてから数秒であたたまるため、寒いと感じたときにすぐに暖を取れる快適さにつながっている。
撮影:シラクマ
持ち運び時の誤作動を防止するため、電源はダブルクリックでオンになる設計。使いたいときにバッテリーが切れていた……という心配もいらない。
電源に関して不満点をあげるとすると、オンオフや強弱を示す方法が電源ボタン周りのライトに依存している点だ。夜間には少しうっとおしく感じることもあった。
撮影:シラクマ
基本的にはポケットの中や手のひらに包んで使うことが多いため気にするほどではない。ただ、夜釣りや天体観測など、夜間のアウトドアで使用する場合は注意が必要かもしれない。
寒さに耐える時間を、豊かな時間に
撮影:シラクマ
本体は140グラムと少しズッシリとした重さがある。この程よい重さと角のないフォルムが“手触りの良い石”のようで、手のひらをあたためながらポケットの中でくるくると転がしていることが多い。
あくまでも個人的な話にはなるが、手持ち無沙汰が解消されたのか、「使い捨てないカイロ」を使い始めてから明らかにスマートフォンを無駄に見る時間が減っている。
ちょっとした寒さがデジタルデトックスの時間になり、想像以上の活躍をしてくれるアイテムだった。
※カイロには低温やけどの危険性があります。十分に注意して使用してください。