撮影:美里茉奈
デスクワークでお茶を淹れる時間は、ほっとできるひとときだ。コーヒー、紅茶、ハーブティーなど、たまには茶葉からお茶を淹れたい時もある。
しかし茶こしを使っていると、編み目のスキマに茶葉が詰まり、いつのまにか茶渋もついてしまう。お手入れが面倒で、ついティーバッグのお茶に流れがちだった。
茶葉が詰まらない、ガラス製の茶こし
KINTO UNITEA ストレーナー 80x65ミリ ガラス 税込550円
撮影:美里茉奈
そこで買ってみたのが、KINTO(キントー)のガラス製の茶こしである。
下に小さな切込みが入っていて、そこでお茶をこせる。
撮影:美里茉奈
こんな小さな切り込みでちゃんと淹れられるのだろうか……と半信半疑だったが、実際にお茶を淹れてみると、すーっとお湯が通り、キレイなお茶が淹れられた。
撮影:美里茉奈
しかも耐熱ガラス製なので容器が熱くならず、手で持っても問題ない。個人的にはよくあるステンレス製の茶こしより使いやすいと感じた。
茶こしだけでも、セットしても使える
撮影:美里茉奈
この茶こしはKINTOのティーウェアシリーズ「UNITEA」のもので、同じシリーズのティーポットと合わせて使うこともできる。
しかし私は今回はあえて単品で買った。
というのも、一杯のお茶を淹れるためにいちいちティーポットを使うのが面倒だったからだ。普段はこの茶こしをマグやグラスに被せて使っている。
手持ちの別メーカーのティーポットに合わせてみた。
撮影:美里茉奈
KINTOのシリーズでなくても、サイズが合えば、手持ちのポットなどにつけて使えるので、手持ちのポットと併せたい場合は、事前にサイズを測っておくことをおすすめする。
お手入れがカンタン
撮影:美里茉奈
個人的に感じている、このガラス製茶こしのもっとも優れた点は、茶葉が詰まりにくく洗いやすいところだ。
撮影:美里茉奈
メッシュタイプの茶こしでは、網目に茶葉がつまってしまうことがあった。しかしこの茶こしは、洗う箇所が少ない。
そもそも茶葉が詰まりにくい構造になっているためか、水流を強くすればほとんどの茶葉はさっと落ちる。
また素材は耐熱ガラスなので、食洗機を使うこともできる。ニオイ移りも気にならず、茶渋が付くこともない。割らないようにだけ気をつけたい。
撮影:美里茉奈
欲を言えば、これに取っ手があれば最高だ。また、付属品としてコーヒー用のドリッパーホルダーなどがあれば、さらに使いやすいと思う。
この茶こしで、ティータイムを手軽に楽しむことができるようになった。茶こしの扱いをストレスに感じている人がいたら、ぜひ一度試してみてほしい。