CDをケースから取り出そうとする少女たち。
@swiftiebabies13/TikTok
- 3人のアルファ世代の少女たちが、CDをケースから取り出そうと悪戦苦闘する動画がTikTokで拡散された。
- この動画を見て年を取ったと感じるとコメントするZ世代もいた。
- この動画はテイラー・スウィフトにも注目されたようだ。
CDをケースから取り出そうと奮闘するアルファ世代(2010年以降生まれ)の少女たちを撮影した動画がTikTokで話題になっており、それを見たZ世代(1990年代半ばから2010年代前半生まれ)は年を取ったと感じている。
2023年10月28日、Shannonと名乗るTikTokユーザーが、「ベイビースウィフティーズがCDについて学んでいる…(Baby Swifties learning what a CD is ...)」というキャプションとともに動画をシェアした。
その動画には、10月27日にリリースされたテイラー・スウィフト(Taylor Swift)のアルバム「1989(Taylor's Version)」(2014年にヒットしたアルバムの再録バージョン)のCDケースを囲む3人の少女が映っていた。
彼女たちはケースからCDを取り出そうと悪戦苦闘しており、パッケージに慣れていない様子だった。
「出てこない」と少女の一人が言った後に、別の少女がディスク中央のプラスチックの突起を押し下げてケースからCDを取り出すことに成功した。
この動画は240万ビューを記録し、少女たちがCDの仕組みをまったく分かっていないことに驚いたというコメントが多数投稿された。
この動画を見て年を取ったと感じたというコメントも多く、Z世代までもがそうコメントしていた。
「すごく年を取った気がする。まだ17歳なのに」というコメントには2万7000以上の「いいね!」が付いた。
他にも「18歳なのに80歳の気分」「まだ14歳だけど、私でさえCDやカセットテープで育った」といったコメントが投稿された。
この動画はテイラー・スウィフトの目にも留まったようで、33歳の彼女は公式TikTokアカウントで「ちょっと待って、これすごい(Wait this is amazing)」と、この動画にコメントしている。
Shannonが翌10月29日投稿した動画には、3人の少女がプレーヤーにCDをセットしたり、ボタンを押したり、どうすれば音楽が再生されるかを話し合ったりして混乱している様子が映されていた。
さらに10月31日のフォローアップ動画では、少女たちは11歳から12歳だと語っており、アルファ世代に該当する。「アルファ世代」とは、オーストラリアの調査会社McCrindleを設立した人口統計学者マーク・マクリンドル(Mark McCrindle)が提唱した言葉で、最近定着してきている。
撮影者からの質問に対して、少女たちは、CDが何かは知っていたが、それを使った経験はほとんどなかったと話している。少女の一人は、小さい頃はDVDを見ていたが、操作は父親がしてくれたという。
その後Shannonは、新たな動画でアルファ世代の少女たちに新たなチャレンジを課している。今度のチャレンジは「レコードをかける」ことだ。