「ラインマーカーで逆に見えづらくなる問題」を解決。PILOTの新作が、復習しやすいペンの正解だった

資格などの勉強に紙の参考書は不可欠だ。

重要な箇所にはマーカーで線を引き、復習しやすくしている。ただ、ついつい多くの箇所にマーカーを引いてしまう。

一般的なマーカーは蛍光色のインクが使われていて目立ちやすい反面、線をたくさん引くとカラフルな蛍光色と相まって、逆に読みにくくなってしまうのがストレスだった。

手帳にペンで書き込む場合も同様に、強い色味のインクをいくつも使うと、逆に見えにくくなってしまう。

結局のところ参考書や手帳は自分しか見ない。ならば、もう少し落ち着いた色合いのインクが使われたペンやマーカーがないものかと思っていた。

正解は、落ち着いた色合いのフリクション

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PILOT Waai ペン 税込253円、マーカー 税込165円

撮影:森亮太

そんなときに見つけたのがPILOTの「Waai(ワーイ)」というフリクションペンとマーカーのシリーズだ。2023年10月に発売された新作で、落ち着いた色合いのインクを使用している点が特徴になっている。

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ペン全体がニュアンスカラーで統一されている。

撮影:森亮太

クリップ部分が半透明になっているなど、細部のデザインにも凝っている。チープさがなく、洗練された印象を受ける。

使いやすいカラー展開

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PILOT公式HP(https://www.pilot.co.jp/products/pen/ballpen/gel_ink/waai/)より引用

ペンは全8色、マーカーは全6色展開だ。

フリクションのシリーズなので、ペン後端のラバー部分でこすると消すことができる。マーカーもフリクションに対応している。

目立ちすぎず、ちょうどよい色合いのマーカー

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撮影:森亮太

蛍光色のマーカーは引きすぎると、チカチカしてかえって見づらくなってしまうというストレスがあった。

Waaiのマーカーは、どの色も落ち着いた色合いのインクが使われている。そのため、マーカーを引きすぎてしまっても見づらくならなかった

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撮影:森亮太

グレーのマーカーが意外にも使いやすい点には驚いた。

ペンで書いた文字に使うと若干読みにくくなってしまうが、写真のように活字に対しては強調しつつも読みの邪魔にならない、程よい色合いとなっている。個人的な一押しだ。

ペンのグレーはシャーペンのよう

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撮影:森亮太

ペンの色は、ミニグレー、サンドベージュ、ベルベットレッドを選んだ。

ミニグレーの使い心地はシャープペンシルに近い鉛筆のHBほどの濃さで、0.5ミリのボール径だからだろうか。

ノートをまとめたり、問題集を解いたりする際に、シャープペンシルの代わりにこのフリクションペンを使ってみると、芯の折れや消しゴムかすを気にする必要がなく快適だ。カフェなど、消しカスが気になる場所で使う際にも活躍してくれるだろう。

サンドベージュに関しては、茶系のインクを使用しているペンは珍しい。淡い色合いだがしっかりと目立ってくれた。

ベルベットレッドの赤は彩度が抑えられている。手帳に書き込んだ際に色が主張しすぎず、強調できるのが便利だ。

カラーの識別はしづらい

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撮影:森亮太

難点を挙げるとすれば、色を判別する箇所が後端のラインしかないことだ。

同シリーズのペンをまとめてペンケースなどに入れていると、カラーの識別はややしづらいと感じる。

握りやすさの秘密

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撮影:森亮太

他にも使いやすい点としては、ペン先近くまで滑り止めが施されている点が挙げられる。先端近くを持つ握り方でも持ちやすかった。

「Waai」シリーズの落ち着いた色合いのインクのおかげで、紙に文字を書いたりラインを引く際のストレスをぐっと抑えることができ、勉強やスケジュール管理の効率も上げることができた。


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