Googleスプレッドシートで「家計簿の分類」などを選んで入力する方法。自分だけのメニューを作成するには?

スプレッドシートアイコン

Googleスプレッドシートにはセルへの入力を素早くする機能がある。

画像:グーグル、筆者によるスクリーンショット

Google スプレッドシートで入力する際、決まった文字や数値を入力する際に、毎回文字を打つのはめんどうだ。

ある程度決まっている言葉があるときは、「データの入力規則」を使って、プルダウンから選択できるようにしておくと便利だ。

「データの入力規則」を使うにはPCなどでWeb版にアクセスする必要があるが、設置さえすればiPhoneやAndroidなどのアプリでもタップだけで入力できるようになる。

1. セルに「プルダウン」を追加する

まずは、プルダウンメニューを配置したいセルを選択し、メニューから「挿入」→「プルダウン」をクリックすると、プルダウンメニュー(選択肢が下に連続して表示されるメニュー)が作成される。

標準では「オプション1」と「オプション2」が選択できる。

プルダウンを選ぶ

挿入から「プルダウン」を選ぶ。

画像:筆者によるスクリーンショット

プルダウンメニュー

プルダウンメニューが挿入された。

画像:筆者によるスクリーンショット

デフォルト設定

標準では「オプション1」と「オプション2」が選べるようになっている。

画像:筆者によるスクリーンショット

2. 入力項目や背景色などをカスタマイズする

右側に表示された「データの入力規則の設定」から、選択名や数、背景色といった変更をして、想定している入力項目を設定していく。

例えば、血液型をプルダウンで選ぶようにしたい場合、アイテムを2つ追加して「A型」「B型」「O型」「AB型」とそれぞれ入力する。またわかりやすいように背景色も変えた。

データの入力規則の設定

データの入力規則の設定で、オプションで選べる項目などがカスタマイズ可能。

画像:筆者によるスクリーンショット

sheet06

「別のアイテムを追加」ボタンから項目を増やして、テキストを入力できる。

画像:筆者によるスクリーンショット

変更後

プルダウンメニューでの選択項目が設定で入力したものに変わった。

画像:筆者によるスクリーンショット

3.プルダウンを入れたいセルにコピーする

最後にプルダウンを設定したセルを選択して、セルの右下にある「●(ハンドル)」をドラッグで範囲を広げれば、プルダウンメニューをコピーできる。必要な分だけ広げればオーケーだ。

範囲を拡大

プルダウンメニューを使いたい範囲を選択。

画像:筆者によるスクリーンショット

プルダウンを広げた結果

それぞれのセルでプルダウンから選べるようになっている。

画像:筆者によるスクリーンショット

補足:テキスト以外も簡単入力できる

ちなみに、プルダウンメニューはテキストのほか、一定期間の日付といった条件も設定可能。

打ち合わせやイベントなどの希望日を調査する際に便利だ。いろいろと試してみよう。

日付

条件として「指定した期間の日付」を選択し、指定したい期間の最初と最後の日付を入力。

画像:筆者によるスクリーンショット

日付の入力

プルダウンメニューではないが、セルをクリックするとカレンダーが表示され、日付を選択できるようになっている。

画像:筆者によるスクリーンショット

エラー

ちなみに指定期間外を選ぶと、無効表記となる。

画像:筆者によるスクリーンショット

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