無印良品のスープで1/3日分の野菜をとる。4種の野菜がぎっしりで普段も緊急時も頼れる

関東大震災から今年で100年。

この節目を機に、必要最低限の防災アイテムを揃えたいと思っている。

身も心も疲弊している災害時に欠かせないものと言えば、ずばり「食べ物」ではないだろうか。おいしいものを口にするだけでも少し気が楽になりそうだ。

ただ、防災食であっても、自分の口に合ったものを選びたい。

レトルト食品といえば無印良品

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無印良品「1/3日分の野菜を使った トマトスープ」税込350円

撮影:苫米地結子

先日、無印良品の店頭で見るからにおいしそうな防災食に出合った。

「災害時でも不足しがちな野菜を気軽に摂取できるように」という思いで開発された、「1/3日分の野菜を使った トマトスープ」だ。

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他のレトルト食品と同様に、電子レンジやお湯で数分あたためるだけですぐに食べることができる。

撮影:苫米地結子

無印良品といえば、カレーシリーズやご飯にかけるシリーズなど、バラエティに富んだレトルトパウチ食品を展開しているイメージがある。防災食にも期待が持てそうだ。

大きめの具で食べ応え満点

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撮影:苫米地結子

防災食は長期保存のためか、少々クセのある味のするイメージがある。ただし、これは別格。

食べてみるとトマトの酸味と甘みが程よく感じられ、バジル、タイム、オレガノの香りが口の中にふわっと広がる。

日常的に食べているレトルトパウチのスープに匹敵するおいしさだ。

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厚生労働省が定める一食当たりの野菜の摂取量(※生野菜換算で117グラム)に相当する野菜が入っている

撮影:苫米地結子

スープの中には、じゃがいもやにんじんなど4種類の野菜がぎっしり入っている。

なかにはごろっとした大きめの具も入っており、圧力鍋でくたくたに煮込まれたようなやわらかさで食べやすい。

夜食などにもおすすめ

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撮影:苫米地結子

実はここ数日、食欲が停滞気味だったが、このスープだけはペロリと完食することができた。

昼にスープだけを飲んで夕方まで過ごしたのだが、途中でお腹が減ることもなかったので腹持ちはいい方だと思う。

風邪をひいてご飯を作る余裕がない時や、仕事の大詰めで夜食が必要な時にも重宝しそうだ。

ご飯とチーズを入れて、リゾット風にアレンジして食べるのもありかもしれない。

加熱しなくても食べられる

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撮影:苫米地結子

災害時はガスが使えない状況も充分考えられるが、常温でも食べられるのだろうか。パッケージには記載がない。

カスタマーセンターに問い合わせてみたところ、「加熱処理がされているため、常温で食べることも可能」とのことだった。

食品メーカーとしては当たり前のことなのかもしれないが、この喜ばしい事実がパッケージで確認できれば、手に取る人はさらに増えるのではないだろうか。ぜひ明記してほしいところだ。

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賞味期限は最長2年。

撮影:苫米地結子

こんなにおいしい防災食にはなかなか巡り合えないと思うので、店頭で見つけたらまた買い足す予定だ。

これからもさまざまな商品を食べ比べて、自分の口に合った防災食を少しずつ買い集めていきたいと思う。


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