時間を計る度にスマホを取り出すの、やめました。無印良品のタイマーを買ったら生活の中の「地味ストレス」が消えた

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撮影:野口羊

料理をするときやインスタント食品を食べるとき、スマートフォンのタイマー機能を使っていた。

しかし考えてみれば、地味に面倒だ。いちいちポケットからスマートフォンを取り出して、ロックを解除し、アプリを探してタイマーのモードを選び、時間を決めて開始ボタンを押す必要がある。

このことに気づいてから、時間を計ることだけに特化した「キッチンタイマー」というアイテムの存在意義に気づいた。しかし数多あるキッチンタイマーの中で何を買うべきか悩んでいたのだった。

正解は、無印良品のタイマーだった

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無印良品 ダイヤル式キッチンタイマー 税込1192円

撮影:野口羊

この課題を全てスッキリ解決してくれたのが、無印良品のタイマーだった。

一見すると何の変哲もないタイマーに思えるが、手間なく使うことができる工夫が詰まっている。

ポチポチする必要がない

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撮影:野口羊

通常、キッチンタイマーを使うときは、希望の時間になるまで何度もボタンをポチポチと押してからスタートボタンを押す必要が生じる。

このタイマーの最大の特徴は、そのポチポチが一切必要ないところだ。

本体の外周部分がダイヤルのように回転し、コロコロと回すだけで時間を設定できるようになっている。

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撮影:野口羊

裏面はマグネットになっているので、基本的には壁や冷蔵庫などにくっつけた状態で使うことが多くなる。

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撮影:野口羊

私は食洗機の側面に貼り付けることにしているが、片手で外周部分をコロコロと回すだけで10秒刻みで自在に時間を設定することができる。

あとはそのままスタートボタンを押すだけで、タイマーを開始することができるのだ。

これなら手が塞がっていたり、濡れていたりしても、片手の人差し指と親指の最小限の動きだけでタイマーを開始することができる。

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撮影:野口羊

たったこれだけの些細なことではあるが、キッチンでなにか作業をする度に生じる地味な「面倒くささ」を根本から解消することができた。

カウントアップ機能でコーヒーにも

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撮影:野口羊

タイマーとしてのカウントダウン機能以外にも、0:00の状態でスタートボタンを押すと時間のカウントアップをしてくれる機能もある。

コーヒーを淹れる際には抽出時間を確認したいが、これはカウントダウンのタイマー機能ではなかなか難しい。

コーヒー専用のスケールでは、計りとタイマーの機能が一台にまとまっていることも多いが、私は一般的なキッチンスケールを使っているので、別途時間を計る必要がある。

このとき、わざわざスマートフォンを出してストップウォッチ機能を使わずとも、このタイマーで事足りるので助かっている。

レトルト食品や料理からコーヒーまで、生活のさまざまな場面の「地味ストレス」を解消してくれる正解アイテムだと感じた。


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