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- イーロン・マスクは、多くの大手広告主が言論の自由を「抑圧」していると述べた。
- 彼の発言は、反ユダヤ主義論争が巻き起こる中、いくつかの企業がXでの広告を一時停止すると発言した後のことだった。
- マスクは、同プラットフォーム上の反ユダヤ主義的な投稿を支持するように見え、物議を醸した。
イーロン・マスク(Elon Musk)は、反ユダヤ主義論争が巻き起こる中、複数の企業がXでの広告を一時停止すると発言したことを受け、多くの大手広告主は言論の自由を「抑圧」していると述べた。
マスクは、広告のないXのプレミアムプラス(Premium+)バージョンにサインアップするようユーザーに促す投稿をし、さらにこう付け加えた。
「最大手の広告主の多くは、言論の自由を侵害する最大の抑圧者だ」
アップル(Apple)、ディズニー(Disney)、IBMは、反ユダヤ主義的なメッセージを支持するかのようなマスクの投稿が物議を醸した後、Xから広告を取り下げた大手企業だ。
マスクは今週初め、「西側のユダヤ人集団」を批判し、ユダヤ人が「白人に対する憎悪」を押し付けているとする投稿に反応した。
「あなたは本当のことを言っている」とマスクは述べた。
元の投稿は、欧米諸国への非白人移民が白人人口に取って代わっていると主張する「偉大なる入れ替わり」陰謀論をほのめかすものだった。この説は、移民を支持するユダヤ人に対してしばしば唱えられる。
マスクは、フェイスブック(Facebook)の共同設立者であるダスティン・モスコヴィッツ(Dustin Moskovitz)が、彼がCEOを務める6つの会社から退任するよう求めるなど、この発言に対する広範な批判に直面している。
論争のさなか、非営利のメディア監視団体メディア・マターズ(Media Matters)は、親ナチスのコンテンツの隣に大手ブランドの広告を発見したとの報告書を発表した。
この報道を受けてマスクは11月18日、Xが同組織に対して「熱核」訴訟を起こすと述べた。
Xのリンダ・ヤッカリーノ(Linda Yaccarino)は11月16日、プラットフォームに対する懸念を払拭しようとしていた。
「このプラットフォーム、Xに関して言えば、反ユダヤ主義や差別と闘う我々の取り組みは非常に明確だった。世界のどこにもそんな場所はない。それは醜くて間違っている。完全に止めて」