JetBlue
(編集部注:この記事の内容は執筆時点のものです)
1月11日水曜日(現地時間)、米格安航空会社のJetBlueは、全航空機内で無料Wi-Fiを提供すると発表した。
同社によると、この「Fly-Fi」は、乗客が家庭でよく使うブロードバンド接続と同様のスピードとストリーミング能力を提供することができるという。
同社のマーケィング部門でヴァイス・プレジデントを務めるジェイミー・ペリー(Jamie Perry)氏は、「これぞ"2017年"なのだ。顧客はソファの快適さからでも3万5000フィートからでもどこにでも接続できることを期待している。 だから、JetBlueがすべての航空機のすべての顧客に無料の高速Wi-Fi、ライブTV、映画を提供する唯一の航空会社になっていることを誇りに思っている」
ほとんどの航空会社は、Wi-Fi接続を利用可能にする前に機体が巡航高度に達することを要求しているが、JetBlueのWi-Fiは、乗客が飛行機に乗り込んだ段階からの乗客から降りる段階までオンラインである。
さらに、同社は、無料映画やディレクTV(DIRECTV)の36チャンネルに加えて、Amazonによって精選された無料のストリーミングビデオを提供している。
ニューヨークに本社を置く同社は最近、エアバスA320、A321、およびエンブラエル190機の227機すべてにFly-Fiシステムの設置を完了した。
無料のWi-Fiは、2016年以来、JetBlueのA320機に搭載されている。
デルタ・スタジオのストリーミング・サービスは、昨年7月、1000機の航空機の90%以上で無料で利用できた。デルタスタジオは、300以上の映画、750のテレビ番組、および2400の曲と18チャンネルの衛星テレビを提供している。しかし、アトランタを拠点とする航空会社は、Webサーフィンやメッセージのやりとりに無料のWi-Fiを提供していない。
Virgin AmericaやSouthwestなどの航空会社は、長い間無料の衛星テレビを機内に提供してきたが、映画やプレミアムTVのコンテンツには追加料金が必要だ。
[原文:JetBlue is now giving all passengers free Wi-Fi (JBLU)]
(翻訳:蓮)