Reuters/ Rick Wilking
投資家アンソニー・スカラムッチ(Anthony Scaramucci)氏がホワイトハウス入りする。
ヘッジファンドのスカイブリッジキャピタル(SkyBridge Capital)の創立者アンソニー・スカラムッチ氏が、トランプ次期米大統領の補佐官に指名されたと、Bloombergが伝えた。スカラムッチ氏はトランプ氏の政権移行チームのメンバーだ。
ウォール・ストリート・ジャーナルによると、スカラムッチ氏はトランプ氏とウォール街との橋渡し役も担うとみられ、次期米大統領への彼の助言は経済界にも影響を与えることになるだろう。
選挙運動期間中は民主党政権とウォール街の結びつきを批判したトランプ氏だが、ゴールドマン・サックス出身のスカラムッチ氏が、ホワイトハウスの補佐官を務めることになる。スカラムッチ氏はハーバード・ロースクール卒業後、1989年に同銀行の不動産投資部門に入社した。
スカラムッチ氏はTV番組「Wall Street Week.」のホストでもある。Bloombergの調べでは、彼のヘッジファンドは2015年1月末の時点で92億ドルを調達していた。
[原文:REPORT: Anthony Scaramucci is headed to the White House as an assistant to Trump]
(翻訳:十河亜矢子)