元NY市長ルドルフ・ジュリアーニ氏がトランプ次期米大統領政権のサイバーセキュリティアドバイザーに

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元NY市長のジュリアーニ氏、私的な立場の顧問として次期大統領をサポート。

Sarah Rice/Getty Images

元ニューヨーク市長ルドルフ・ジュリアーニ氏がトランプ次期米大統領政権に参入する見込みだ。

ワシントン・ポストによると、トランプ氏の政権移行チームは1月12日木曜日、ジュリアーニ氏が私的な立場の顧問として、サイバーセキュリティアドバイザーを務めると発表した。

「サイバーセキュティは急速に進化している分野であり、あらゆる情報源からタイムリーに情報を得ることが決定的に重要だ」と政権移行チームは声明のなかで述べ、「ジュリアーニ氏にこのプロセスの主導を依頼した。なぜなら、彼は長期にわたる実績の高い行政経験を持ち、この6年間は民間企業にセキュリティソリューションを提供しているからだ」と続けた。

役割の1つとして、ジュリアーニ氏は、トランプ氏が企業の幹部らとサイバーセキュリティ関連のミーティングを持つ際にサポートすることになるだろう。

この発表には、ジュリアーニ氏のサイバーセキュリティに対する専門知識を疑問視する批評家から懐疑的な見方も出ている。

ニューヨーク・タイムズによれば、ジュリアーニ氏はセキュリティコンサルティング会社ジュリアーニ・パートナーズの代表を務め、プライベートセキュリティの世界に16年間携わっている。

しかし、ジュリアーニ氏の新しい職務はおそらく困難なものになるだろう。

ロシアがヒラリー・クリントン氏にダメージを与え、トランプ氏をのし上げるためにサイバー攻撃を行ったことを情報当局が明らかにした今、サイバーセキュリティは最も炎上しやすいトピックスとなっているからだ。

ジュリアーニ氏は、トランプ氏の強力な支持者で、政権移行チームのメンバーであり、一時は国務長官の最有力候補だった。

だが、ジュリアーニ氏の外国政府との経済的な結びつきが取り沙汰されたことで、ジュリアーニ氏は自ら身を引き、トランプ氏は代わりに、エクソンモービルの元CEOレックス・ティラーソン氏を国務長官に指名した。

昨年12月のTV番組Fox&Friendsでのインタビューでジュリアーニ氏は「トランプ氏に忘れられたのではないか」という質問を否定して、政権内の他の役職を提示されたが「スケジュール調整がつかず実現しなかった」ことを明かしている。

[原文:Trump taps Rudy Giuliani as cybersecurity adviser

(翻訳:十河亜矢子)

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